不登校は再生へのプロセス - わが子の命を守るために、今できること

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不登校は再生へのプロセス - わが子の命を守るために、今できること


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内容説明

日本では今、35万人以上の子どもたちが学校に通えない状況にあります。しかし本書は、それを単なる「問題」としてではなく、子どもたちが自らの命と心を守るために選んだ行動として捉え直します。
本書は、不登校を個人や家庭の問題としてではなく、日本社会や教育制度の構造的な課題として読み解きながら、子どもたちが発している「声なき声」に耳を傾けます。学校中心の価値観を見直し、子どもの違和感や感性を大切にすることが、これからの社会を切り開く鍵になることを示します。
また、不登校を経験した子どもや親のリアルな声、臨床心理士の専門的知見も交えながら、親ができる関わり方や、子どもがエネルギーを取り戻すための「冬眠」の時間、そして学校以外の多様な学びの可能性について具体的に解説します。
不登校は絶望ではありません。子どもたちが示している違和感こそが、未来の社会を変えるヒントです。本書は、不登校の子どもをもつ親や教育に関心のある人に向けて、絶望から希望へと向かう新しい視点を提示する一冊です。

目次

はじめに
第1章 心の命の危機:不登校という名の静かなる悲鳴
 第1節 追い詰められた子どもたちの現実と「声なき声」
 第2節 「学校に行くのが当たり前」社会の構造的限界と心身の悲鳴
 第3節 親の動揺と孤立:家庭が「最後の砦」でなくなる危機
第2章 “見えざる檻”の正体:なぜ学校はこれほど息苦しいのか
 第1節 世界で“普通”ではない、日本の「不登校」概念の特異性
 第2節 誰のために作られたのか?――近代教育150年の歴史と均質化の宿命
 第3節 善意がすれ違う「教育・福祉・医療」の縦割り構造と「たらい回し」
 第4節 「登校ありき」の矛盾と、子どもの幸福を真ん中に置く支援への転換
第3章 「学校」を手放す決断:親にできる、たった1つのこと
 第1節 「常識」を手放す覚悟
 第2節 すべてを救った、たった一言
 第3節 存在を丸ごと受け止めるということ
 第4節 支援が「暴力」に変わらないために
第4章 「冬眠」の時間:エネルギーを蓄え、再び世界とつながるまで
 第1節 「心の安全基地」としての「冬眠」の時間
 第2節 「好き」が導く、再生の物語
 第3節 受動から主体へ、人生を創造する力
 第4節 多様な「サードプレイス」との再接続
第5章 “わたしたちの学校”をつくる:未来の学びと社会の選択肢
 第1節 α世代が解体する「学校中心主義」
 第2節 「学校復帰」を唯一のゴールとしない制度へ
 第3節 未来の羅針盤――「違和感」と「主導権」を育む
 第4節 すべての子どもが輝く“私たちの学校”を
おわりに
謝辞
本書を監修するにあたって

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