内容説明
字が抱いてページが抱いて一冊が抱いているから いいよ忘れて
――木下龍也
「ご自身が経験した「わかれ」についての短歌を、10首寄せてください。」
わたしと、家族と、たいせつな宝物と。
10人の歌人が「わかれ」を見つめる、書き下ろしの短歌アンソロジー。
【参加歌人】
青松輝 上坂あゆ美 大森静佳 岡野大嗣 木下龍也
笹公人 志賀玲太 谷川電話 手塚美楽 初谷むい
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ルシ猫
9
日常の延長線上にふとあったり、喪失感であったり、それぞれが感じる"わかれ"はこんなにも広くて自由で。 木下龍也さんはやっぱり好きだし、谷川電話さんもとても良かった。何度読んでも心に沁みる。 手に取って良かった。2026/09/14
遠い日
4
「わかれる」をテーマに詠んだアンソロジー歌集。上坂あゆ美、木下龍也、笹公人しか存じませんでしたが、どなたもみんな胸に刺さる作品がありました。誰しもみな、大なり小なり別れを重ねて日々を生きる中で、意識にのぼらせて別れを思うとき、それがどんなふうに自分に還ってくるのか。未練あり、孤独あり、訣別あり、さまざまな感情と理性が綯い交ぜで、それが魅力として光っている。2026/06/07
Pilemaestra
2
図書館。最近短歌に興味を持っており、気になる歌人の歌を読みたくて読了。10人の歌人の歌が紹介されており、またまた気になる歌人を発掘!それぞれの短歌も味わい深いが、1ページに一歌というのが想像力が働いてイイ!また、主題である「わかれる」に対して、各歌人が副題をつけて10首詠み、最後に説明書きをいれてくれているのも良くて、短歌を味わいやすい本。短歌だけでなく、本の作り手の色々な工夫も味わえる本。だから「お守り」なのかな〜😸2026/07/23
しおり
1
たなびく、はこの世のためにある言葉雲を記憶の裾だとおもう (大森静佳) 字が抱いてページが抱いて一冊が抱いているからいいよ忘れて (木下龍也) 裾って身体の一部じゃないのに、触れられている、って感じがするんですよね。だから私はよく服の裾をつかんでいる。記憶もおんなじだと思ってる。2026/04/19
ryunosuke tanaka
0
岡野大嗣さん、谷川電話さんに出会った2026/08/14
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