内容説明
存在しないものを名指すことはできるのか。『名指しと必然性』の理論を推し進め、言葉と世界の結びつきを問い直した固有名の形而上学
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
有智 麻耶
3
『名指しと必然性』で提示された固有名をめぐる見取図を展開し、フィクション的な存在(ユニコーンやシャーロック・ホームズなど)にまで拡張した講義です。フィクション的な存在が存在しない(「ハムレットは存在しない」)というとき、それをどのように理解すればよいのかという問題(「存在否定言明問題」または「空虚な名前問題」)の探求が主題です。ここから派生して、知覚をめぐる問題や、話し手の指示と意味論的指示の区別をめぐる問題について取り扱われます。2026/04/20
Go Extreme
2
【固有名=固定指示子】 固有名→可能世界横断で同一対象を直接指示(×記述の束) 言語の伝達:過去から現在への因果チェーン=指示の確立 【存在しないものの固有名】 実在:×+虚構世界の存在:〇=空名(ホームズ等) 存在しない対象への指示:言語的合意:〇→指示の機能:成立 存在(有無)⇔指示(成否):必ずしも一致しない 【総括】 固有名:意味=記述、ではない 存在:×=指示:〇(虚構レベルでの指示対象:存在) 言語による指示の力⇔物理的実在の有無:分離可能2026/06/07
Dwight
0
頑張って理解しようとしたが無理だった。でも訳者解説のおかげで少し理解できた。2026/05/17




