内容説明
誤情報の拡散とウイルス感染は、その対策方法までよく似ている。その方法とは、予防接種だ! SNS時代に必須の「心のワクチン」学。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
踊る猫
27
ありがちな優等生的・模範的な「フェイクニュースに気をつけろ」という意見をゴリ押ししたものかと警戒したのだけれど、読んでみると論理展開はきわめて明晰で語り口もそこかしこに細かくユーモアが込められていて、読みやすくわかりやすい。そして、著者はこの本を「使える」「アクチュアルな」ものにしようとふんだんにデータを盛り込んで、かつどのようにしたらフェイクニュースから身を守れるか図式化して説いている。そんなにうまく行くものかなあ、という不安・違和感も持つがしかし著者の学識をナメてはならないこともたしか。興味深く読んだ2026/05/10
でん
0
偽情報や陰謀論に接する前に、それがそれであると疑えるよう「接種(=偽情報や陰謀論にありがちな手法や製作者の意図の理解)」をすることが重要、という主張。実験結果等も豊富に出ており、有望な対策のように感じるが、一方で逆向きの「接種」(=陰謀論者の「あいつらはこうやって騙してくる」という説明)もありうる、というか実際に行われているように感じるところ、結局はどちらがより先に「接種」できるか、という話になってしまうのだろうか。2026/04/02




