内容説明
第4分冊には、第7篇「資本の蓄積過程」(第21章~第25章)の全体を収める。フランス語版との異同、改訂点を示す訳注も充実し、新しい訳文とともに、完成稿で書き下ろされた第23章「資本主義的蓄積の一般的法則」の特徴、第24章第7節での資本主義体制の「必然的没落」論の新たな定式化など、マルクスの到達した理論的立場がより鮮明となる。
<目次>
第一部 資本の生産過程
第7篇 資本の蓄積過程
第21章 単純再生産
第22章 剰余価値の資本への転化
第23章 資本主義的蓄積の一般的法則
第24章 いわゆる本源的蓄積
第25章 近代的植民理論
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
樋口佳之
53
もしも貨幣が、オジエの言うように、「頬にはじめから血斑をつけてこの世に生まれてくる」のだとすれば、資本は、頭から爪先まで、あらゆる毛穴から、血と汚物とをしたたらせながらこの世に生まれてくる。/版違いで三十数年ぶりの第一部再読。モデルを求めて「昔の人はホント大変だったのだな」なんて読んだジャーナリスティックな事実が「おまえのことを言っているのだぞ!」とリアルにせまってくる時代になるなんて。/「あれが足りない、これが無い」なんてお話がされるけど、それここに書いてあるではと思う事もたびたび。(続)2023/12/23
Macky O
5
これにて第1部終了!いやー長い旅だった。当時のイギリスの住宅事情の粗悪さと言ったら、本書を読めばよくわかるのだが、あまりにもひどいものだった。そして今回の重要なテーマは資本の蓄積にあったのだが、資本家がどう生まれるかがよくわかるし、搾取の歴史についてもよくわかる。マルクスは第2部第3部の完結を見ずに亡くなったのだが、本当「長生きはするもんだな」と思う。レーニン含め、後10年生きていただけで、どれだけ世界を変えたのか想像もつかない先人たちは多い。2020/12/21
Daiji
3
苦節二年、何度も読み返しながら、ようやく資本論第一部全4冊を読み終えた。時代背景を世界史で勉強しながらいくと、少し読みやすくなります。さて、読み終えた僕はマルクスに反論できるのか?2022/04/03
Akiro OUED
2
資本が集中する過程をジェネシスから解明する。そこでは、資本主義が、所有に始まり、生産様式になり、支配体制へと行き着いた。労働者を搾取してデカくなった資本を、人民大衆が収奪するっていうご託宣が、最後に急登場する。商品の価値のたとえ話から、ここまで語るとは。やるな、マルクス。2020/12/24
Juonn Izuhara
2
資本の収奪がプロレタリアートを用意する。2020/10/26
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