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内容説明
2025年12月25日――昭和が始まって100年目となった。「激動の昭和」といわれながらも戦後はどこか無自覚な平和(=戦争のない状態)が80年続いた。が、今やルールとパラダイムは完全に変わった。世界情勢は予測不能となり、かつ瞬時に変貌するのだ。その中で、変わらぬもの、変わるべきものは何か。民衆大衆の地から「虫の目」で見上げる五木寛之氏と、歴史を俯瞰する「鳥の目」を持つ佐藤優氏が、縦横無尽に語り合う。とくに「昭和の最初の20年」を追体験でき、日本の限界を知る寄る辺となる多面的歴史篇。希望と激励の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こばまり
40
YouTube動画を見るような感じでいけると思いきや、そのテーマでじっくり読んでみたくなるような一言をお二人ともさらっと仰ったりするので気が抜けない。「騙されなくても自ら軍国主義に染まることがある」という一言は、生きる昭和史である五木氏から発せられると重い。2026/04/23
まゆまゆ
12
昭和100年にあたる令和7年に戦前、戦後の昭和時代について語り合う対談集。世界情勢が再び戦争へと向かっていくのは昭和の戦時中と重なるところもあり、当時と同じく先が読めない状況である。戦時中は歌によって日本社会の高揚化が図られていたのでは、との記載が印象に残った。2026/04/27
funuu
7
沖縄の民俗学者が戦前に出した『古琉球』という本に書いてあり ます。古琉球とは、1609年に薩摩が入ってくる前の沖縄のこと。その本で書かれた沖縄人の最大久点は、「恩を忘れ易い」ことだというんですよ。 五木なるほど。それはまた面白いですね。 佐藤 琉球人は「上る太陽は拝むが、沈む太陽は拝まない」と。つまり時の権力者しか無めないということです。中国に行くときには、眠から煮に王朝が替わるかもしれないから、明宛と清宛の2通を持って行く。そういうことを平気でやるというんですね。 ← 日本は大きな沖縄2026/03/27
tanikenn
4
五木さんがあの佐藤優さんと丁々発止と会話されている!のに、まず驚きましたし、出てくる話題、どれもこれも引き込まれます。それで、沈みこまない悲観 油断しない楽観か?いや油断ではないな、一寸先は闇だと常に心の底に置いてある楽観か。。。以前として佐藤優さんの新刊からは目が離せません。2026/04/28
こけこ
3
佐藤氏の企画によって実現した五木氏との対談。五木氏の経験や考え方を知り、改めて戦争は無意味であることを実感した。権力者こそ、戦争の体験談を読んだり聞いたりするべきではないのか。自分の私利私欲しか考えず、戦争で株価が・・・と考える人たちには、戦争の悲惨さなんて通じないのだろうか。むなしい。2026/04/23




