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内容説明
近年、次々と発覚する性加害事件。それらは、特別な人間による例外的な出来事なのだろうか。ジェンダー=男女の不均衡がいまだ根深い日本社会では、事件が起きると、女性の振る舞いを問題視する声さえある。しかしそこに深く関わるのは、加害者の悪意・無自覚だけではなく、社会に埋め込まれた偏見、メディアが再生産する固定観念、声を上げない組織文化だ。個人を断罪しても不正義は正されない。小児精神科医が自身の経験と心と脳のメカニズムから問題の構造を解き明かす。社会の見方と自らの意識を更新する一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
11
自尊感情を守るために海外へでなきゃならん事実に戦慄する。男女間の生物学的な差は認めますが、未だに根強い女性蔑視アレコレには断固として拒否を表明したい。2026/05/12
てくてく
5
日本において女性を取り巻く差別等とそれを克服するために何をすべきかを語っている一冊。自分の人生は自分で責任を持つ、自分を大事する、といったオーナーシップは、他人の世話を優先しなければならないような状況に置かれやすい日本の女性にとっては大事だろうと思う。2026/05/03
蟹座
0
p.28 もちろん、例外的な男性はいるでしょうが、この先、生きていく中で、「例外探し」にエネルギーを費やすよりも、私が私のままでいることが例外ではない世界に行きたかった。 p.80 ともすると、「そもそもネガティブな感情は感じてはいけない」「ネガティブな感情をポジティブに変えることが必要だ」と、やや短絡的に受け取ってしまう人も多いようです。 中略 感情と向き合った結果、「やっぱり悲しい」と言う結論に至ったり、「やっぱり怒る」と言う結論に至ったりすることもあり、それはそれで構わないのです。 中道の誤謬2026/05/20




