内容説明
ベストセラー作家、ジネヴラ・Exからプレゼントされた、オリエント急行での三日間の旅。ジネヴラは実在の人物をモデルとして小説を執筆しており、最新作の主人公(メインキヤラクター)に選ばれたローリィは、報酬として豪華列車の旅を贈られたのだ。しかしローリィが列車に乗りこむと、そこには兄、親友、元恋人など、彼女と浅からぬ関係をもつ人々の姿が。さらに列車内では件(くだん)の最新作『湖畔のキャビン』の製本原稿が手渡される。ローリィたちの人生が描かれたはずの本書はミステリで、作中で誰かが死ぬらしい……。盗まれた本、姿なき作家、そして客室の死体。絢爛たる謎に彩られた極上のミステリ。/解説=大矢博子
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
クレイン
18
読み終わって思うが、終盤の話がこの物語の核であり、オリエント急行は特に関係ないということになるのではないか。とにかく長い割に関係のない話が多く、それが物語に深みをもたせていない。登場人物がなんとなく薄い。話が入れ替わることにより物語に深みがでそうだが、出ない。やや残念な作品だった。2026/05/27
しゅー
11
★★★最近流行りのクリスティへのオマージュ。オリエント急行が舞台だが列車を降りて観光する場面が多いので、作中でも言及される『ナイルに死す』の雰囲気かな。今どきの、ぶ厚い文庫本だけど主要登場人物4人のドラマが大半なので分かりやすい。一方でミステリとしての謎の中心はなにか?がなかなか見えてこない。不可能犯罪が起きるわけでもなく、登場人物の過去、特に生い立ちに謎が潜んでいそうなことだけが仄めかされる。そう言うスッキリしないところがカーやクイーンのファンにはウケないかも。終盤で明らかになる邪悪さはまさにアガサ風。2026/04/23
rara
8
長編なのに残念本でした…。ミステリと言いながらも謎もなく、楽しみにしていたオリエント急行の描写も全く楽しめず。主な4人の登場人物も全然魅力を感じられずに終わってしまいました。翻訳本も値上がりすごいのでこれからは評判を見てから購入しよ。2026/05/05
Abercrombie
4
オリエント急行を舞台としたミステリ、ではないね。列車に集められたヒロイン、兄、親友、元婚約者のギスギス話に、アルツハイマーで自宅療養中の父の過去が強引に絡まるロマンス小説。とにかく無駄に長い。2026/05/30
自転車
2
図書館。長かった!「オリエンタル急行の殺人」を読みたくなる。2026/05/04




