角川文庫<br> 新訳 タイタス・アンドロニカス/ファヴァシャムのアーデン

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角川文庫
新訳 タイタス・アンドロニカス/ファヴァシャムのアーデン

  • ISBN:9784041153666

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内容説明

過激でダーク。悪魔的面白さ
《吉田鋼太郎氏推薦!!》

ゲースロの元ネタで復讐劇の元祖『タイタス…』。国内全集未邦訳、初文庫化の『…アーデン』。「これがシェイクスピア!?」と驚く異色二作!

勇猛な将軍タイタスはゴート族の美しき女王タモーラと王子らを捕虜として引き連れ、祖国ローマに凱旋。女王の願いを無視し、王子を惨殺する。ところが新皇帝が女王を娶り、立場が逆転。女王による復讐が始まる。――過激でダーク、血で血を洗う復讐劇の元祖『タイタス・アンドロニカス』。それに加え「これもシェイクスピア?」と論争になり、国内全集で未邦訳だったが2016年に正典入りした、幻の『ファヴァシャムのアーデン』も初収録。

【本作を楽しむ5つのポイント】
・『タイタス・アンドロニカス』は復讐劇の原型! 残虐で醜悪な人間像がスリリングに描かれる。 
・国内全集では未邦訳だったが、2016年に正典入りした幻の『ファヴァシャムのアーデン』を初文庫化!
・「これがシェイクスピア!?」今も論争が続く問題作。どこがシェイクスピアの筆か、当ててみよう。
・日本初! ライムを全訳した決定版。こだわりのリズムで音読すると気持ちいい!
・最新研究に基づく徹底解説&詳細な注釈付き!

The Lamentable Tragedy of Titus Andronicus
by William Shakespeare
from
The first Quarto, 1594
and the first Folio, 1623

The Tragedy of Master Arden of Faversham
by William Shakespeare and others
from
The first Quarto, 1592

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

迦陵頻之急

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新たにシェイクスピア作品に認定された「ファヴァシャムのアーデン」に思い切り食い付いたが、だったら未読の「アセンズのタイモン」や「ヴェローナの二紳士」やらを読むのが先だろう、という気もする。とは言え、シェイクスピアの悲劇と言えば王侯貴族が主役の歴史的物語と相場が決まっているのに、庶民が主役の三面記事ドラマとは異色極まる。命を狙われている主人公がどんな運命をたどるか、近代的サスペンスの趣あり。殺人絡みながら黒い笑いに彩られ、凄味はあるが妙に間抜けな悪党が登場するあたり、鶴屋南北の生世話ものの風味も。 2026/03/26

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