角川文庫<br> 未明の砦

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角川文庫
未明の砦

  • 著者名:太田愛【著者】
  • 価格 ¥1,485(本体¥1,350)
  • KADOKAWA(2026/03発売)
  • 【24時間限定!】昭和の日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍(4/29)
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  • ISBN:9784041164976

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内容説明

『犯罪者』『幻夏』『天上の葦』の次はこれだ! 圧巻の社会派青春群像劇

その日、共謀罪による初めての容疑者が逮捕されようとしていた。標的は大手自動車メーカー〈ユシマ〉の非正規工員・矢上ら4人。だが、突如発生した火災に乗じて4人は逃走する。誰かが警察の動きを伝えたのだ。所轄の刑事・薮下は事件に裏があると読んで独自に捜査を開始。さらに超法規的手段で日本を一変させようとするキャリア官僚が野心のために動き出す―。格差と分断の社会を撃つ、瑞々しく切実な社会派青春群像劇!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

紫スカートのおっさん

18
👱‍♂️✖️4 🚙✖️🏭 🛠️✖️⛑️ ☠️✖️2 🪧🪧🪧🪧🪧 📸✖️2 👮✖️2 👵✖️1 👩✖️1 👴✖️1 🌭✖️42026/04/02

むた

15
重厚な社会派小説。巨大企業、非正規雇用、労働組合、警察組織、政治家と骨太要素が満載。若い主人公たちが社会の矛盾に気づき、学び、成長していく姿に胸が熱くなる。分厚すぎてブックカバーに入らなかったけど、その厚さ分の重みがしっかりある作品でした。2026/04/20

ぴ〜る

13
凄いものを読んだ。さすが太田愛さんと言える社会問題や闇に深く切り込んだ1冊だった。会社組織と労働者問題なんだけど、これは今まさにこの国そのものにも言える事で改めて色々考えさせられた。戦後ずっと…もしかしたら戦前からずっと…この世界で起きている出来事はずっとストーリーが出来上がっていて見させられているだけなんじゃないかという不安や恐怖がある。こんな風に何かがきっかけで変わっていくことを信じたい。今立ち上がらなければ彼らのような笑顔は見られないのじゃないかと思う。2026/04/23

coldsurgeon

8
公安警察が追う4人の青年は、どのような犯罪にかかわり追われるのかという導入部分で、話のうさん臭さがうかがわれる。同じ大規模工場で働くという共通項だけの4人の非正規労働者に与えられた2週間の夏休みが、彼らを進化させた。非正規労働が生まれた歴史・背景、労働の意味など、改めて知るそして考える情報が盛り込まれ、読みごたえは十分。夜明け前の描写が幾度も現れるが、レ・ミゼラブル劇中歌「民衆の唄」が聞こえた気がした。2026/04/21

コニタン

8
ユシマと言う馬鹿な会社、共謀罪で矢上たち4人を逮捕しようとする馬鹿な警察の公安、よくぞここまで現代社会の歪みを書いた太田愛にリスペクト。2026/04/04

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