ちくまプリマー新書<br> なぜ人は挨拶するのか

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ちくまプリマー新書
なぜ人は挨拶するのか

  • 著者名:鳥越覚生【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 筑摩書房(2026/04発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480685537

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内容説明

おはようございます。こんにちは。
大きな声で挨拶をすることが気恥ずかしいものになっていませんか?

・形式的な「おつかれさまです」が面倒
・先輩に挨拶したのに無視された……
・新しい環境で挨拶をするのに勇気がいる

“スマートな能力主義”が浸透した現代で挨拶をする意味はどこにあるのでしょうか。
日常に溶け込んだ「挨拶」を多方面から見つめ直し、その言語以前にある「気持ち」を探る一冊です。

◆本書より
「いないいないバァ」や「アルプス一万尺」で友達と対面して、声を出し、手を動かして楽しむ生き生きとした生活を送っている子どもさんには、本書は必要ありません。成長する中で、いつしか自分以外の人間の顔色をうかがうようになり、互いにジッと見つめ合うと気まずくなる大人になった人、スマホや電子機器に触ったとしても、自分以外の誰かの手に触れることが少なくなった人、そのような人と人との触れ合いが下手な大人になった、あるいは大人になるかもしれない「〈私〉のための挨拶」をこれから考えていきましょう。

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【目次】

はじめの挨拶
第一章 現代における挨拶の意味──クマさんの「こんにちは」
第二章 挨拶の源にある親しみ──腹の底から「おかあさん」
第三章 はらわたの共鳴と挨拶──いのちを「いただきます」
第四章 無関心な人間のどうしようもなさ──〈私〉の「そばにいて」
第五章 悲しい優しさを贈る──〈私〉が「ここにいるよ」
おわりの挨拶
あとがき

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目次

はじめの挨拶/第一章 現代における挨拶の意味──クマさんの「こんにちは」/挨拶って何だろう/世界の国から「こんにちは」/クマのプーさんとウサギさん/スマートな現代社会と挨拶/経済人という虚構/忘却した自己を問うくまさん/近代とSubject/おさらい/第二章 挨拶の源にある親しみ──腹の底から「おかあさん」/最初の挨拶をおくったのは誰だろう/挨拶の原風景と「おかあさん」/まど・みちおの「頭と足」/懐かしい親の親しみ/最初の挨拶とケア/あおむけで横になる人間/私を包み込む大自然/まぶたの裏の暗闇/挨拶の伝染/おさらい/第三章 はらわたの共鳴と挨拶──いのちを「いただきます」/挨拶の相手は人間だけなのか/共感の時代に他者とどこまで分かり合えるか/現代人と靴/動物と挨拶できるか/虫と挨拶できるか/植物と挨拶できるか/〈私〉と木/〈私〉と挨拶/いのちを口にする/はらわたと想像力/おさらい/第四章 無関心な人間のどうしようもなさ──〈私〉の「そばにいて」/どうして大人になると挨拶を楽しめなくなるのか/挨拶が消えた世界/いくつになっても「そばにいて」/「スタンド・バイ・ミー」の変遷/親しい他者の変化/木を切る狂気/暗闇のなかの不思議な出会い/どうしようもない人間と利害関心/はらわたの衰弱/おさらい/第五章 悲しい優しさを贈る──〈私〉が「ここにいるよ」/利害関心とは別に/無名無告の人/挨拶の地平が開けるとき/親しみのもとが枯れないうちに/たなごころをかさねる/苦しみを聴取する耳/苦しみを聴取する眼/悲しい優しさ/「すみません」と「ありがとう」/おさらい/おわりの挨拶/あとがき

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