内容説明
「わからない」が、たのしくて、おいしい。牛肉、食べられません。白い食べ物、苦手です。揚げ物もお腹を壊します。食べられないものが多い偏食気味の著者が、世界料理を食べ歩き、初めての味に出会う!韓国料理店でタコのつかみ取りに苦戦したり、ペルシャ料理店で苦手なお肉を克服したり、イギリス料理店でお肉にウィスキーをかけてみたり、ブータン料理を通して幸せについて考えてみたり……。『おいしいが聞こえる』『転職ばっかりうまくなる』で話題の著者による、世界料理エッセイ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はっせー
45
本書は偏食気味である著者のひらいさんが世界の料理にチャレンジした様子をまとめたもの!他の食エッセイと決定的にちがうことがある。それは初めての味に怖がっているところ!他の食エッセイなども読んだことあるが、多くの方は好奇心などから新しい味へガンガンチャレンジしていく。おそらく苦手なものが少ないため、食への信頼が高いのかなと思う。だがひらいさんは苦手なものがあるため、どんな食べ物なんだろうとか食べられるだろうかとしっかり悩んだり怖がったりしている。この姿勢って私たち読者と同じ視点で食べ物と対峙している気がした。2026/03/29
荻萩
0
この手の世界各国の料理を食べる系のエッセイって書き手の食への関心と許容度が高く、豊富な知識を活かして外国料理の概要や文化、おいしさを巧みに表現してくれたり、食べ慣れなさをテンション高く記してくれることが多いと思うんだけど、この本は「食べもので冒険するのが苦手」な著者の異国の料理を食べた時の戸惑いや距離感のつかめなさ、興奮や喜びが等身大に描写されていて新鮮だった。年々新しい分野の料理や店を選ぶ機会が減りつつあるけど、俺もちゃんとチャレンジしてちゃんと戸惑いたい。戸惑いは娯楽だ。2026/03/15




