内容説明
“役立たず”とパーティーから捨てられた冒険者のイヴ。魔法使いの家系に生まれながら、ろくに魔法が使えないムゥ。見放されていた少女たちの潜在能力が、無愛想な凡人教師の型破りな指導によって花開いていき――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
23
チート能力を持ちながら中途半端な強さで成長限界を迎えた転生者エンディが、ぐーたらスローライフを実現するためにド田舎で冒険者教室を開く育成ファンタジー。卒業生からお金を入れてもらおうと考える思惑とは裏腹に、使えないと見放された冒険者イヴ、魔法が使えず家族から見捨てられた魔法使いムゥたちに粘り強く寄り添って、上手く引き出せていなかった才能を開花させていくストーリーで、金にがめつい部分を隠さないエンディには苦笑いでしたけど、一緒に試行錯誤しながら導く姿に、彼女たちが執着するほど慕うのも分かるような気がしました。2026/03/21
まっさん
20
★★★★☆ チート能力を持って転生しながらも、中途半端なレベルで成長の頭打ちを迎えてしまった転生者・エンディは、才能に溢れた教え子にお金を稼いでもらって自身はぐーたらスローライフ生活を送ろうと画策する。その手始めとして教室を開いたエンディは、お荷物としてパーティを追放された少女・イブを教え子として迎え入れる事に。前世の価値観からこの世界の常識外の価値観を有するエンディの育成方法は、埋もれていた少女の才能をぐんぐんと開花させて… これは面白かったですね。 シンプルに私の「好き」が詰まった作品で、不遇な→2026/04/17
わたー
15
★★★★★面白かった。大枚はたいて冒険者向けの教室を開いた主人公。英雄になり得る才能を持つ子たちを育成し、その子たちから授業料を巻き上げることで、目指すは不労所得で悠々自適な若隠居。だが、彼の元へ集まるのは落ちこぼれの烙印を押された少女たちで…と始まる教師モノ。この手の作品では、教師に対して生徒が複数いるのが常だが、この作品は1対1で教え、生徒が卒業したら別の生徒の話をする短編連作形式をとっていることで、学校の先生というよりも個人塾の先生といった印象が強かった。そのため、通常のカリキュラムでは2026/04/05
尚侍
8
とっても面白かった。作者があとがきで書いているとおり、主人公がヒロインたちを教え導いていく作品は数多くありますが、マンツーマンで指導しつつ一定期間が過ぎたら卒業させ、また次につないでいくというタイプの作品はあまり読んだことがないので、こういう話の作り方もあるのかと思わされました。ページ数的には初巻だけでもいい量がありましたが、その割には語られていない部分も多く、現時点では主人公の転生要素があまり物語に反映されていないように思うので、このあたりが今後どのように話に影響してくるか、続きが気になりますね。2026/04/06
真白優樹
8
魔物や天災からの脅威のせいで教育が疎かな世界で、転生するも中途半端な所で成長が止まってしまった男が、小さな教室を開き始まる物語。―――生徒一人一人に、適切な指導を。 常識知らずの剣士、魔法を使えぬ魔法使い。力が目覚めず見放された少女たちに向き合い、手探りながら一対一で指導していく物語であり、生徒たちを成長させていくと共に男もまた教師として成長していく物語である。いつかは有名になる教室。二人の生徒を送り出し、だけど剣士は帰る事を願う。果たして今度はどんな生徒を迎えるのか。 次巻も勿論楽しみである。2026/03/19




