新潮新書<br> 台湾軍事機密文書が語る中国「抗日戦争」の真相(新潮新書)

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台湾軍事機密文書が語る中国「抗日戦争」の真相(新潮新書)

  • 著者名:遠藤誉【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 新潮社(2026/04発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106111228

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内容説明

台湾で、「抗日戦争」当時の国民党の前線報告が機密指定から解除された。そこには、「国共合作」したはずの中国共産党による、日本軍との共謀の事実が「これでもか!」というほど報告されている。日本軍の力を使って皜介石をやっつけ、天下を取ることを目指していた毛沢東戦略が、否定できないほど明確に裏付けられたのだ。本邦初公開の毛沢東・スターリンの往復電報集と併せて、「抗日戦争」の真の姿を描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

軍縮地球市民shinshin

11
日本の「侵略」に抵抗するために国民党と共産党が手を結んだ「第二次国共合作」。これが実態は早期に崩壊していたと、機密解除された台湾の公文書から指摘したもの。ただ当事者である中国共産党と日本軍作成の一次史料はなく、現場の状況の判断から共謀しているとし電報に記したのは国民党である。これがどの程度あたっているのかは不明である。それを置いても国民党が日本軍と中共が連携した可能性は指摘するには充分である。これはもし事実であれば、日本の左翼歴史家と中共には都合が悪いことだと思う。最後に著者は高市首相の台湾有事 2026/06/30

ジュンジュン

10
僕の”通説”はかなり古びていたようだ。日本軍が国民党を押し込み、日本占領の点と線(都市と鉄道)の隙間、農村部に共産党が浸透、解放区を拡大していくという従来の認識。著者が解読した電文が暴くのは毛沢東の権力への執念。それは日本軍を利用して国民党の弱体化と自党の温存を徹底させる戦略だった。本書からは、現政権の歴史観「共産党こそ抗日戦争の中流砥柱(主力)」と史実の落差に歴史のアイロニを感じる。そして、長春での原体験を持つ著者からは、この「中流砥柱」という虚飾をへし折らんとする黄河の急流のごとき情念が溢れ出ている。2026/08/22

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