内容説明
京浜急行電鉄(以下、京急)がかつて誇った最優等列車「快速特急」。その名称が「快特」へと正式に統合される1999年までの熱き時代を、当時の乗務員たちの証言と膨大な資料で描き出したのが、本書『京浜急行電鉄 快速特急の時代』です。
本書は、単なる車両解説にとどまらず、並行する国鉄・JRに真っ向から挑んだ「赤い電車」の矜持と、それを支えた現場の社員たちの物語を濃密な情報量で伝えています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
7
京急の快特や「在来車」の回顧本。元京急運転士らによる対談・インタビューもあり、鉄道雑誌やRMライブラリーにも出てこない裏話も多数ある。特にツリカケの「在来車」は1両ごとに効きが違ってくるブレーキに悩まされたり、高性能車でも違ったブレーキシューの素材が1編成に混ざっていたり、800形が力行時は旧1000形より電気を食ったり(回生制動によりトータルで「省エネ」)という話は全て初耳。初代快特専用車初代600形は「カルダン駆動の在来車」とまで揶揄している。こういう話は京急退職後でないと明かせないものばかりだ。2026/03/16




