内容説明
画期的生成AI技術・カオス・ジェネレーターを駆使して、花村薫は時空を超える。航空機墜落事故、日米安保条約、真珠湾攻撃の闇から見えてきた驚くべき真実とは? 亡国の権力者から反逆者まで、CIAから未来人まで跋扈する「メタ現実」を花村はサバイブできるのか? 島田ワールド全開のエンターテインメント超野心作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
149
島田 雅彦は、デビュー以来40年超に渡って読んでいる作家です。本書は、歴史のIfカオス・ジェネレーターSF陰謀小説でした。面白くなくはないですが、もう一つサプライズが欲しかったです。 https://www.shinchosha.co.jp/book/362211/2026/05/24
kimukimukimumun
2
画期的なAIを開発した人物と契約し 新たなビジネスを始めた主人公、 そのビジネスとはAI技術を駆使したタイムマシン?で 色々な時代(仮想空間)へ行って そこであった物事を確認してくるというもの。 歴史学者でもある主人公は 状況を改善しようと躍起になるが・・・・ もし、自分がタイムトラベルするとして どの時代のどの場面に行きたいか考える。2026/06/04
きよきよ
2
日航機墜落と真珠湾の話はそれなりに良かったが、タイムスリップし、選ばなかったもうひとつの選択肢になるように努める内容だからか、説明的。日航機墜落の自衛隊誤射説は、細部に無理がある。説得する目的じゃないから、いいのかもしれないが。期待と違う方向性だった。話の展開が遅すぎて、途中で飽きてきて、つらかった。★⭐︎1.52026/05/16
獅子吉
1
格闘シーンは無いけど、タイムトリップはある「マトリックス」のような。2026/05/20
ハマサキ
1
この小説の読後感はどこか悲しくどこか爽快。米に敗戦〜現在に至る日本で主人公花村はある技術で仮想世界体験(メタ現実)によりトラウマともいえる世界を孤独に体験する。ifを歴史に投げかける。 米に敗戦後、我々は負の想像力ともいえるあらゆる「陰謀(論)」を挿入させられてきた。何よりもそこには本当の陰謀も庶民には知り得ない形で存在したこともあっただろう。そして当時から現在にわたり私達に残り続けるものは(米との関係ゆえもあり)責任の所在を曖昧にして、ことをやりすごす癖である。 島田雅彦、圧巻の筆致である。 2026/05/14




