内容説明
「誰かと暮らすと、なぜこんなに疲れてしまうのか――」
結婚、出産、離婚、育児、恋愛、そして家族との日常。
人生のさまざまな局面で、人と暮らすことに違和感を抱いてきた著者が、自らの経験をもとに語る「ひとりでいること」のリアル。
本書は、「人と一緒に暮らせない」という思いを抱えるすべての人に寄り添う、共感のエッセイです。
同居のストレス、離婚の決断、人と眠れない問題、パートナーとの距離感、泊まりの苦手意識――。
世の中で「ふつう」とされている暮らしにフィットしない自分を責めたり、無理に合わせようとしたりした結果、心や体をすり減らしてしまう人は少なくありません。
けれど、「誰かと一緒に住まない選択」は、決してわがままでも、愛情が足りないわけでもない。
本書を読むと、それがひとつの「性質」であり、「生き方」なのだと気づかされます。
孤独、ストレス、暮らし方、コミュニケーション、食事、終活まで。
「ひとりで生きる」という選択を、明るく、静かに、前向きに捉えることができる一冊です。
誰かと暮らせない自分を肯定したいと願う人、
あるいはそうした人の気持ちを知りたいと思うすべての人へ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
153
独り。家にぽつんと居るのは寂しい状態なのかな。なぜそう感じるの。気軽に話せたり、出掛ける時に一緒だったり、何かあったら助けれくれるからかな。石橋典子さん出版の3冊目は自伝的エッセイ。無理をしないで生きていくのは難しい。嫌なことから避け続けることはできないけど、一定の距離は保っていたいもの。それぞれのかたちで、守りたいものを大切にしながら生きていけたらいいんじゃないかな。特にこれからの社会の中で、気にしがちの人はそうかもしれない。まずは自分のことを大事にして。いろんな人がいるし、いろんな日がやってくるから。2026/03/08
ゆのん
54
『人と暮らせない』。このタイトルはまさに私の事だと思った。私には夫がいない。2人の子供もそれぞれ独立し、5年程前から一人暮らしをしている。周囲からは『寂しくない?』と聞かれ、以前にも増して食事や遊びに誘われる。私は声を大にして言いたい。120%快適ですと。著者ほど繊細ではないけれど、自分以外の人と暮らすとストレスで病気になりそうに思う。外食や映画、旅も1人が好き。そんな私の気持ちをまさにこの本は代弁してくれている。周囲に1人が好きという人が居ないので、自分は冷たい人間なのかという思いを払拭して貰えた。2026/03/17
うさうさ
9
著者の人と暮らせない理由が丁寧に詳細に書かれているのだが、めちゃくちゃよく分かる。 HSP感度が高めであることが大きな要因にはなっているけれど、私にも本当によく伝わる内容で首がもげるほど頷いた。2026/02/24
Hana.
2
するすると一気読み。私も昔から、たとえば結婚をするとしても同棲をしたくなくて、別居婚がいいとずっと思っていて。自分の身体的・精神的な理由は色々あるけどあまり言語化ができなくて、しようとすると「変な奴」が浮き彫りになるのがこわくてかなしくて、でも、ぜんぜん変じゃないことだよねと思った。ストンと自分らしく生きたい、と思った先にひとり暮らしがあるなら、迷いなく選んでいい。選ぶ。素直に生きようと思った。2026/03/29
でかぴょん
1
★★★☆☆2026/03/10




