SB新書<br> 世界史の中の明治維新 なぜ日本は「帝国」を目指したのか

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世界史の中の明治維新 なぜ日本は「帝国」を目指したのか

  • 著者名:加藤聖文【著】
  • 価格 ¥1,155(本体¥1,050)
  • SBクリエイティブ(2026/03発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784815636876

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内容説明

名著『「大日本帝国」崩壊』の著者が描く、帝国の始まりの物語は読むしかない。
――加藤陽子(東京大学大学院教授)

明治維新を世界史で理解する名著。現代世界のなりたちと未来が見えてくる。
――磯田道史(国際日本文化研究センター教授)

アジア初の国民国家は、いかにして「大日本帝国」となったのか。
国家の枠組みが揺れる時代に、世界史的視点から明治維新を捉えなおすことで、日本と世界の現在地が同時に見えてくる。
『海外引揚の研究――忘却された「大日本帝国」』で第43回角川源義賞[歴史研究部門]を受賞した著者による、近代日本の出発点を俯瞰する新しい入門書。

【抜粋】
「国民国家が内包する暴力性を自覚してナショナリズムに振り回されない、そういった足腰の強さが日本には備わっているのか、あるいは備わっていないのか。アジア最初の国民国家である大日本帝国をつくり出した明治維新の歴史の中にそれを見出すことができるでしょう。そして、そこから未来の新しい日本の姿を考えることが可能になるのではないか、と思います。」(「はじめに」より)

※カバー画像が異なる場合があります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

86
「明治維新」という題名からの予想とは異なり、維新の草創期だけでなく、終わりは韓国併合まで、維新が与えた影響を広い視野で捉え論じている。また、予め維新に至るまでの状況を丁寧に解説。曰く、近世から近代へ、国民国家とは(フラス革命の衝撃)、資本主義経済の成立(イギリスの産業革命)、中国はなぜ「世界の中心」だったか、日中関係と琉球王国、黒船来航前夜の世界(アメリカはまだ大国ではなかった)、尊皇攘夷論は如何に生まれたか等々。そして明治維新の本質は領土・国民・主権の三要素を備えた「国民国家建設」であったと結論。⇒2026/04/22

O次郎

5
フランス革命から大日本帝国の成立に至るまでの約100年を俯瞰し、近代的な国民国家としての「日本」誕生を描く明治維新だけに留まらない日本近代史。特に日清〜日露戦争の記述では、日本を取り巻く諸外国(特に欧米)の意図がしっかり書かれており、英米が冷徹な計算の上に日本側に立っていたことがよく分かり、興味深かった。記述されている事象それぞれは中高の歴史で学ぶ範疇だが、それをリンクさせた上での語りは非常に読みやすく、また面白かった。また、本書中でしばしば指摘されている日本外交の「素直さ」は現代に通ずる課題だなと思う2026/04/13

藍澤

4
明治維新とは、国民国家の形成であると論じた本。歴史上の用語が丁寧に解説されてるところがよかった。 日本史だけだと軽く流されてしまう事象が、世界史から見ることで、より深く理解できるようになっている。 日本が置かれている状況や、世界の国(清、朝鮮、英、仏、露、米)が何を考え、ているのか、また考えていなかったのかが説明されているからとても分かりやすかった。 読書案内も良かった。2026/03/07

たけこけた

1
初学者でもわかりやすくて良かった。 あ、そこ知らなかったということが書いてある感じ。 2026/05/13

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