内容説明
本書は1961年4月、比叡山上において、鈴木大拙氏、曽我量深氏、金子大榮氏の三氏が西谷啓治氏の司会のもと、三日間にわたる討論と、三氏の御遠忌記念講演会を収録したものです。
その熱のこもった内容から、発刊当初より多くの方々に読み続けられ、名著として親しまれてきました。
長らく品切れの状態にありましたが、再版の要望も強く、2011年、真宗文庫として改訂復刊する運びとなりました。
そして2016年、ついに電子書籍としても登場です!
改訂にあたっては、当時の雰囲気を伝えるため、文言をできるだけそのまま残していますが、読みやすいように、ルビを増やしたり表記を整えました。
当時を知る世代の方々も、これから仏教を学ぼうとされる方々も、ぜひとも手にとっていただきたいと思います。そしてこの本が、新たな学びの出発点になることを願っています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kichy
4
60年以上前の比叡山上で親鸞の思想を自由で大らかな雰囲気の中、繰り広げられた対談を再現したもの。自己を徹底的に深く見つめると避けがたい悪、煩悩の部分にぶち当たる。比叡山でどれだけ苦しい修行をしてもこの部分を解決できない親鸞は阿弥陀如来の本願を知り救われていく。内省的な人間や耐え難い苦悩を経験した人間でないとなかなか親鸞の思想の肝心なところは理解できないのではないか。金子大栄の浄土の教えほど生活に即したものはないという言葉が印象的。2025/05/25
鹿野苑
4
鈴木 大拙、金子 大榮、曽我 量深の3人の対談の司会が西谷 啓治。 なにこの豪華絢爛さ。 くまなく真宗の肝要について話しをされるわけだが、鈴木師のつっこみが素な感じでものすごい。あくまで冷静、言葉を選ぶ金子師に自分の言いたいことが溢れてきたら止まらない曽我師。絶妙な質問を交えて話しを振っていく西谷師。これいろいろ考えられたけど空気感を伝えるためにそのままテープ起こしみたいな場面もあるんだろうな。 2023/02/26
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