歌舞伎町 路地裏法律事務所『山科信一』の事件簿『完全犯罪の証明』

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歌舞伎町 路地裏法律事務所『山科信一』の事件簿『完全犯罪の証明』

  • 著者名:弦間憲一【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • アメージング出版(2026/03発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784868520009

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内容説明

完全犯罪とは、存在するのか。それとも、それはただ裁かれなかっただけの犯罪なのか。
歌舞伎町の路地裏に事務所を構える弁護士・山科信一は、本作『完全犯罪の証明』にある、五つの事件を通して「完全犯罪」という概念そのものを解体していく、知的連作リーガルミステリである。
沖縄戦の記憶を現代の殺人事件と結びついた「呪いの三八式歩兵銃」科学的には成立しないはずの一発は、なぜ命中したのか。弾道や旋条痕といった冷徹な鑑定の先に浮かび上がるのは、武器に刻まれた“意思”と、戦争が個人に残した消えない影だった。第二章では、衰退する地方の実情が描かれる。人口減少率日本一の秋田を舞台に、派閥、調整、破門――穏やかな言葉の裏で、人は静かに切り捨てられる。第三章は、三十年前の火災事件にあぶり出された、東京と長野で起きた、同時刻の殺人事件。犯人と思われた人物は、その時刻札幌行の飛行機に搭乗していた盤石のアリバイがあった。第四章では、メディアと世論が生む「分かりやすい真実」が描かれる。ここでのアリバイは人間の認識そのものを利用している。そして最終章。舞台は千四百年前へと遡り、聖徳太子の暗殺説の裏に潜む、隠し財宝のありか。ナチス・ドイツのエニグマ暗号と同じ原理を持つ暗号を太子は千四百年前に創りあげていた。
本作は、単なる謎解きではない。裁かれなかった罪、語られなかった声、そして「完全犯罪」と呼ばれてしまった現実に、司法の言葉で向き合う物語である。
ミステリーの枠を超え、歴史、政治、戦争、暗号、そして法が交差する、唯一無二の知的リーガルミステリが、ここにある。

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