内容説明
食への欲望とは何か。生理的欲求と文化的要請の複雑な関係性を、人類史から現代社会まで多角的に分析し考察した意欲的な一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
田中峰和
6
令和の米騒動以来、米価格は高値が続く。需給のバランスで価格が決まるのだが、日本人の主食は米なのか。江戸初期の足軽は一日に米6合食べたのに、現代人は1合にも満たない。これで主食といえるのか。ネットの定着で映え文化は若者だけでなく高齢者にまで広がっている。米そのものは映えとは遠い存在。食の多様化で米消費が減り続けたのだが、充足していると思っていた米が足りないとなると、急に恋しくなる。1合しか食べない米に群がる消費者心理。糖尿病から米食を断ったのだが、外食以外困ることはない。2026/04/05
Go Extreme
2
進化:生存→快楽→情報。①過去:食=生命。飢餓=マイナス。カロリー+栄養=生存。②中期:食=娯楽。味覚+文化=美食。ここで生存⇔快楽の葛藤発生。③現代:食=データ。成分表示+環境倫理+SNS=新たな価値。結果:肉体的飢餓→脳内的欲求へ変化。今や食=物質的満足+情報的消費。人間の欲望は生存を超え、記号としての食へと無限に増殖し続けていく2026/04/25




