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内容説明
極地旅行家のもっとも充実した5年間の軌跡。
「人生で最高の仕事ができるのはわずかな時間にかぎられる」
「その期間はおそらく五年ほど」
著者の代表的極地旅である、闇黒の北極圏を旅した「極夜行」を達成する前に、自身がその最高の仕事ができる五年に差しかかっているという自覚と焦りを吐露したーー『極夜探検の延期』。
世界最北のグリーンランドの集落で、住民に気を遣いながら滞在する様子を綴ったーー『アッパリアスな葛藤』『無電生活の複雑な事情』。
旅を支える防寒具や道具を紹介するーー『愛すべき北極の装備たち』。
娘が生まれた喜びと葛藤が表われたーー『日常的充足が足を鈍らせる』。
30代後半から40代前半にかけての、極地旅行家として脂が乗った時期のエッセイ49編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
活字スキー
14
【彼は私に訊いた。「会社を辞めて後悔したことは一度もないのか」】令和の原始人を目指す極北の冒険野郎・角幡さんが2013〜2018年にかけてアウトドア専門誌で連載していたエッセイ集。既刊で聞いたことのある極夜行や結婚、引っ越しあたりの裏話やサブエピソードもちらほら。まあ、角幡さんの人柄はさすがに大体分かってきたし、案の定「角幡、アウト〜」となるネタもちらほら。だがそれがいい。珍しくイラスト多めなのも嬉しい。2026/04/16
geromichi
6
タイトルに特に意味はないらしい。探検部のペルー事件についても言及しています。当時著者が部長だったとは知らなかった。被害者たちと同級生ではないかな、とは思っていましたが。2026/04/20
とびを
4
冒険したくなる。北極はきついか。移動中読書はわかる。最近イライラすることが多くて、あんまり読む時間が取れなかったのはよくないな。2026/06/02
読書熊
2
大作の多い角幡さんのサイドストーリー2026/03/16
るっち
1
「極夜行」「極夜行前」の準備の様子や「漂流」出版後地域の人たちの反応などが知れてよかった。独自の倫理観と圧倒的な行動力で未知に挑む探検家の「脳内」を覗き見できるエッセイ集でした。みんなが憧れるエベレストを全否定してわざわざ誰も行かない超過酷な北極の闇へ突っ込んでいく姿、もはや笑うしかありません。でも命がけの修羅場なのに本の中ではリアルで情けない裏話が満載で親近感湧きまくりです。常識に縛られず自分の「やりたい」を突き詰める生き方、破天荒だけど最高にカッコいい。あと彼が住んでいた場所が私の行動範囲内で驚いた。2026/06/22




