内容説明
奈良県での演説中、元総理が射殺された。その場で捕まった男は動機として、ある宗教団体と元総理との がりを主張。だが、この事件を単独犯と考えるには多くの不可解な点があった――。致命傷を与えた銃弾の紛失。容疑者の発砲とは逆方向から撃たれた銃創。事件発生から五日間も行われなかった現場検証。警察は何を隠しているのか? 真犯人は誰だ?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
となりのトウシロウ
85
記憶に新しい安倍元首相銃撃事件。なぜ警備で防げなかったのかと疑問に思った記憶が蘇る。実際の事件をモチーフにした小説で、どこまでが事実でどこまでがフィクションなんだろうと考えてしまう。いわゆる陰謀論というものをハナから信じていないのだが、池上冬樹の解説にあるように「思考停止状態」になっているだけなのかも。実は世間には報道されていない真実があって虚偽を信じ込まされているだけかもしれない。小説という形を取ることにより作者が訴えたかったことを書いていて、それをどう受け取るかを試されているのかもしれない。興味深い。2026/08/12
神太郎
21
実際に日本で起きた首相暗殺事件の裏には何があったのか?というのを描いた「小説」(フィクション)。私自身は著者が某都市伝説系YouTuberの番組で出ており本書の話をしていたので興味が湧いた。実際に著者は暗殺の理由等にはまさに本書に挙げられていた「令和」という元号なんかも含まれていると言われそこから着想を得たとそのYouTubeでは話されていたが、本書を読み確かにその筋書きはおもしろいし納得がいくなと思う。都市伝説、陰謀論という言葉で怪しげに見えるが案外この世界はその陰謀論、都市伝説で出来上がってるのかも2026/08/15
Tomomi Yazaki
16
令和。これに違和感を持つ人は大勢いた。その本当の意味は、日本を配下に置くこと。発案者は、ある宗教団体の上層部に属する。元号が変わる日は4月ではなく、5月1日。それは統一教会創立の日。極右の雄はそれに憤り禁厭を発令。事件はそこから始まった。ここにあるタブーの数々は荒唐無稽のようだが全て事実に他ならず、それらを積み上げてゆくと、揺るぎない歴史が紐解かれて行く。見つからない弾丸。急遽変更された演説地。なぜかそれを知っていた犯人。これらは全て事実でしょう。冒頭にある「この物語はフィクションである。」を除いては。2026/03/19
Katsuto Yoshinaga
12
安倍晋三元首相暗殺事件の真相を追ったルポフィクション。本書にあるように「一度に弾を六発発射する散弾銃だったのに、周囲の人に一発も当たらなかったなどということがあり得るのだろうか」ということが、私はずっと疑問だった。さらに言えば、元自衛隊員とはいえ素人が作った散弾銃で、あの距離で、たった二発で射殺できるの?という疑問もあった。その辺りは、真の狙撃者を含めて、的を射た推論に思えた。しかし、赤報隊事件との関連や暗殺(禁厭)の理由は、ちょっと得心がいかない。日本会議みたいな人達の内紛というのはわかるんだけどなぁ…2026/06/09
Mark X Japan
10
皆が何となく思っていることです。単独犯ではない可能性は納得できますが、黒幕は説があり、その中の1つです。個人的内は、外国が関係していれば違う国だと思います。可能性の1つではあると思いますが。他の事件との関係性はなんとも言えませんね。途中からは一気読みでした。☆:4.02026/06/26




