新潮文庫nex<br> 重力アルケミック(新潮文庫nex)

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新潮文庫nex
重力アルケミック(新潮文庫nex)

  • 著者名:柞刈湯葉【著】
  • 価格 ¥737(本体¥670)
  • 新潮社(2026/03発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101803272

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内容説明

重力を司る“重素”の過剰採掘で膨張した地球。東京大阪間が5000キロを突破した西暦2013年。理工学部重素工学科に入学した湯川航は、古書店で一冊の本と出会う。『飛行機理論』――それは100年前に構想されたが実現せず忘れ去られた、重素を使わずに空を飛ぶ技術。「飛行機を作ろう、世界で最初の」平凡な理系大学生の無謀な挑戦の日々が始まった。飛べ、遠くへ! 爽快な青春グラフィティ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

21
重力を司る重素の過剰採掘で世界が膨張した西暦2013年。大塚大学の重素工学科に入学した湯川航は、アルバイト先の古書店で一冊の本と出会う青春SF。福島の若松市から上京した平凡な貧乏大学生・湯川航が、理系大学生のリアルな日常や仲間とのやり取りを描きながら、破天荒な同級生・篠崎や鬱屈を抱える才女・宮原の助力を得て、人類初の重素を使わない飛行機への無謀な挑戦を始めるストーリーで、アイデアを基盤に純粋な憧れと、仲間と議論を重ねて突き進む若者の勢いがあって、未来への可能性を掴みとったその結末はなかなか良かったですね。2026/03/28

イシカミハサミ

6
“この物語は僕が東京で過ごした4年間、つまり2013年から2016年までの話だ。大塚大学理工学部の重素工学科というところに入学し、そして卒業した。” 導入部にある、この2文が この作品の全てを表しているし、 全く何も言っていないともいえる。 大学生独特のモラトリアムな空気感。 なにかを持て余した、長い永い時間。 突然燃え上がる情熱。 SFというジャンルはこんなこともできるのかという驚きをくれるし、 それと同じくらいの“おとぼけ”を味わえる。 なにはともあれ、面白かった。2026/05/01

ハチ15

2
ん?この本、2017年に完成されてたの? 新潮文庫nexは2014年創刊。キャラクターの魅力と奥深い物語の融合を目指す文芸レーベル。とのこと。 なるほど、過去作でキャラ重視。 それなら納得。 「柞刈さんって、荒削りな小説も書くんやなぁ。」 「ラノベの柞刈さんは、もう読まないなぁ。」と思っていたので、一安心。 漫画で、「この先生、まだまだ絵が上手くなるの!」と驚いたことはありませんか? それは、小説にも現れるんですね。 10年で表現豊かさ、設定の幅と詰めって、こんなにも変わるんですね。2026/04/10

Ryo0809

1
重素という元素があるらしい。これにより重力に逆らう理論と技術が生まれたらしい。しかし、重素が地球から枯渇するに従い、地球は膨張へと向かうのだった…。という設定そのものがSF的で、しかし内容は東京にやってきた地方大学生のグラフィティのようなストーリーである。パロディを交えて、科学的な知識を振りまきながら、どこかに向かって前に進んでゆく姿を軽妙に描く筆致になっている。巻末の、文庫版あとがきも、ちょっとしたギャグとも思わせて面白い仕掛けだった。2026/05/01

acid

0
SFというよりは青春小説。重素やら燃素が存在し、ヨコハマ買い出し紀行のように世界が膨張した世界の物語。あらすじにある飛行機製作はお話の骨子とは言い難く、結局はちょっと不思議な世界観の中でちょっと厭世的な大学生がちょっと大人になるお話。2026/04/25

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