ちくま学芸文庫<br> なにも見ていない ――名画をめぐる六つの冒険

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ちくま学芸文庫
なにも見ていない ――名画をめぐる六つの冒険

  • 著者名:ダニエル・アラス【著】/宮下志朗【訳】
  • 価格 ¥1,397(本体¥1,270)
  • 筑摩書房(2026/02発売)
  • 麗しの桜!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~3/29)
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  • ISBN:9784480513304

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内容説明

絵画を見るとき、私たちはどれだけその作品のことをきちんと見ているだろうか。あらゆる美術作品にそれらしい説明を加えてみせる図像学(イコノグラフィー)は、一見作品を丁寧に読み解いているようで、実は紋切り型の解釈に押し込め、通り一遍の主題に還元しているだけではないか。本書では、「細部」に着目したアプローチでフランス美術史学の新たな地平を開いた著者が、ベラスケス《ラス・メニーナス》、フランチェスコ・デル・コッサ《受胎告知》、ティツィアーノ《ウルビーノのヴィーナス》などの名画を意外な着眼点から読み解いていく。絵画を見ることの真の魅力をユーモアたっぷりに伝える好著。

目次

親愛なるジュリア ティントレット《ウルカヌスに見つかったマルスとウェヌス》/カタツムリのまなざし フランチェスコ・デル・コッサ《受胎告知》/黒い目 ブリューゲル《東方三賢王の礼拝》/マグダラのマリアのヘアー/カッソーネのなかの女 ティツィアーノ《ウルビーノのヴィーナス》/巨匠の目 ベラスケス《ラス・メニーナス》/旧版訳者あとがき/ちくま学芸文庫版訳者あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

彼方から

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美術評論本。単に絵画の歴史やデータを語るわけでなく、名画を細部まで分析、解釈してゆくスタイルは素人にも非常に面白く、絵画の楽しみ方を教えてくれる。それぞれの章は対話や講演、手紙など様々な語り口になっており、読み物としてとっつきやすい。訳者解説では手遊びと評されていたが、ディドロの美術批評を思い出させる点で原点回帰とも言えるのではないか。2026/01/10

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