内容説明
世界中で読まれ、感動を呼び起こしてきた、佐野洋子さんの大ロングセラー絵本。
この名作にひそむ深いナゾを解き、
生きること、愛すること、死ぬことを深く見つめなおす。
・主人公の「とらねこ」はなぜ延々と生まれ変わり、死に変わってきたのか?
・100万と1回目の死ではなぜ、二度と生まれ変わらなかったのか?
・こうして「真の死」を迎えたとき、私たちはなぜ、ハッピーエンドと感じてしまうのか?
NHK「100分de名著」、『100万回生きたねこ』講師が贈る、
いまだかつてない解読本にして感動の書!
目次
はじめに/第1章 とらねこは輪廻する猫である。/大ロングセラー絵本の「わかりにくさ」/何度も生まれ変わり、死に変わる/「とらねこ」、二つの大きな転機/「100万回生きたねこ」は「100万回死んだねこ」/世界各地にある「輪廻」という考え/「私」という「現象」/第2章 とらねこは生きているのが嫌いだった。/「死ぬのなんか平気」/飼い主たちに溺愛されても常に不機嫌/純愛の物語なのか?/「真の愛」に目覚めることは本当に幸いだったのか/第3章 とらねこは人間関係がウザかった。/誰か「の」猫/「とらねこ」の哀れな死にざま/最もはかなく、虚しく、切ない「とらねこ」の死/生の苦しみと死の苦しみのジレンマ/第4章 とらねこは自分自身の主になった。/登場する飼い主はなぜ6人なのか?/私たちは本当に私たち自身の主人なのか?/「お金」や「地位」を求めるのはヒトの本性か?/「私が死ぬ限り、幸福はない」で終わらない問い/第5章 とらねこは最強の、最も純粋な生存欲を覚えた。/何のために生まれ、どこへ行くのか?/実は怖い、「永遠」や「無限」/無限の奈落に落ちてゆく……/100万と1回目の猫生で、はじめて得た「自己所有」感/「自己愛」を超える「他者」と出会う/とらねこが経験した「愛の逆説」/第6章 とらねこは悲嘆のすえにすべての苦から解放された。/「大好き」な自分以上に大切な存在/「死んでも分かたれたくない」/昼となく夜となく泣き続け、そして…/「とらねこ」はなぜ「真の死」を死んだのか?/もう猫のいない草原と「十牛図」/佐野さんのたくらみ/根源から心を揺さぶる名作、その理由/さらに詳しく知りたい人のために/短めのあとがき
感想・レビュー
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