現代史アーカイヴス<br> ビルマ・ハイウェイ:中国とインドをつなぐ十字路

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現代史アーカイヴス
ビルマ・ハイウェイ:中国とインドをつなぐ十字路

  • 著者名:タンミンウー【著】/秋元由紀【訳】
  • 価格 ¥3,861(本体¥3,510)
  • 白水社(2026/02発売)
  • 麗しの桜!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~3/29)
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  • ISBN:9784560091371

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内容説明

20221年クーデター前のビルマ

2011年の「民政移管」以降、それに伴う制裁解除とともに、ビルマ(ミャンマー)の地政学的位置づけが急速に変わろうとしていた──。本書は、ビルマを「アジアの勝手口」と見立てて、国境を接する東西の大国、中国とインドとの関係を中心にビルマ史を概観し、同国を取り巻く国際情勢を冷静に分析した入門書である。中印両国がビルマを含めた周辺国に与えた影響について、近代以前にまでさかのぼって丁寧に跡づけているのが特長だ。
著者は元国連事務総長ウー・タン(ウ・タント)の孫にあたる気鋭のビルマ史家。ビルマ北部の辺境といわれる少数民族居住地域を自ら歩き、ここで見聞し思索したことを要所要所にまとめている。こうした紀行の要素と情勢分析とが相まって、道路や天然ガスパイプラインなどのインフラ整備計画のほか、観光客の受け入れ計画などが各地で進められ、東アジアと南アジアを結ぶ新たな「十字路」としてのビルマの姿が浮き彫りとなる。二大文明に挟まれているというその位置こそが、ビルマにとって最大の「資産」であるという観点から、「アジア最後のフロンティア」の実像に迫る。
第26回アジア・太平洋賞特別賞受賞作。解説=中西嘉宏(京都大学准教授)

[目次]
 プロローグ
第1部 裏口から入るアジア
 夢みるイラワディ
 パウポー
 ビルマ・ロード
 日暮れの王
 新しいフロンティア
第2部 未開の南西部
 マラッカ・ディレンマ
 雲の南
 ガンダーラ
 シャングリラ
 インド洋への道
第3部 インド世界のはずれ
 東へのまなざし
 忘れられた分離
 国内の「国境」
 新たな交差点
 エピローグ
 謝辞
 訳者あとがき
 解説(中西嘉宏)
 原注解説:中西嘉宏(京都大学東南アジア地域研究研究所准教授)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ああ

0
元は2011年辺り(まだ胡錦濤が国家主席の頃)の出版。 ミャンマーの歴史に触れながらラングーン・マンダレーから中国国境付近、中国側の国境付近から雲南、コルカタやアッサムなど各地の紀行文になっている。 文献に残ってない時代から英領インド時代や現代まで言及していて(判断する能力はないので正確さは知らないが)面白い。 10年代のロヒンギャへの武力行使やクーデターが起きる前の書とあって時代を感じるが、そこを含めて読書体験したい人はどうぞ。2025/11/17

Naoki Okada

0
北の中国、西のインドという大国の狭間で、幾つもの部族、民族が興亡してきたインドシナ半島。その中でも両大国と国境を接するミャンマー(ビルマ)。その国境の両側を訪問しながら、ビルマの過去を振り返り、(15年程前の)現在を描き、将来のあり得るシナリオを考察する。読後、この地域の空間と時間をまたがるイメージを構築できた感あり。ミャンマーの総選挙の後に続編が出ないかと期待します。2025/08/03

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