教育脳 遺伝的才能と<あなた>に必要な学習を語ろう

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教育脳 遺伝的才能と<あなた>に必要な学習を語ろう

  • 著者名:安藤寿康
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 大和書房(2026/02発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784479786320

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内容説明

「「やればできる」の幻想を超え、教育の本質を科学で問い直す一冊。」中室牧子氏(教育経済学者)

「脳は、教育してしまう臓器である。そして学びは、“才能”の外にあふれ出す。」毛内拡氏(脳神経科学者)

「流行りの教育論をことごとく転覆させる問題作。ほとんどの子育てハウツーが不要となる。」おおたとしまさ氏(教育ジャーナリスト)

教育は何のためにあるのか。なぜヒトは教育をするのか――。

学習はどのように遺伝的か。親が原因なのか、子どもが原因なのか――。

学校の勉強に価値はあるか。素質がないことをやるのは無意味か――。

能力をどのように考えるか。遺伝的な素質が花開くには――。

本書は、教育に関わるすべての人に向けて、ふたご研究の第一人者で行動遺伝学や教育学の専門家が、教育と学習の成り立ちを生物学的基盤から見直すための頑健なエビデンス・科学的知見をユーモアたっぷりに伝える。

 知能に遺伝の影響があると聞くと、もっと頭を良くしたいという欲求への制約ととらえ、遺伝を呪います。(中略)そもそもなぜ頭が良くなりたいと思うのでしょう。(中略)環境がそんな頭の良さなどをあなたに求めてこないとしたら? あるいはあなたが思い描くことのできる賢い行動をさせてくれる環境が、あなたの目の前にないだけだとしたら? いまのままのあなたの頭の働き(能力や好みや価値観)がそのまま存分に発揮できる環境に向かっての自由を求められるとしたら? ――本文より

 やや挑発的なことを申し上げるのには、2つの意図があります。
 一つは、読者が私のこの意見に同意してくださり、教育の形式的側面や、それによって生じている優生的状況を共に批判的にとらえ、学歴にとらわれず、一人ひとりの実質的な姿を、おそらくいかなる人にも内在し外に出てきているであろう一人ひとりの価値を積極的に認めあうことのできるよう、それぞれが心を砕いてくださることを期待しています。
 もう一つはそれと正反対に、私のこの説に反発を覚える方が、これを覆す、真に優れた教育法や教育制度を創り出してくださることをひそかに期待しているからです。――本文より

遺伝の影響を無視して教育を論ずることの不誠実さ。「生まれつき」と「努力」と「教育」の関係の真実。能力主義や学歴主義の再考を徹底的に論じる決定版。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

3
学習成果=遺伝的才能+独自環境↓能力≠平等⇔個人差の受容=絶対前提↓画一教育-→個別最適化学習+↓脳特性:各人の遺伝素質に強く依存↓行動遺伝学の真理:全能力に遺伝の影響有↓己の遺伝才能を理解→最適な学習を選択↓優生思想≠本書⇔全人の価値=同等↓教育脳:遺伝×環境=成長最大化2026/04/26

さとる@パクチー

0
今までの著作の教育特化した本。生物の中で教育を観る視点もある。所詮親ガチャで教育があるから遺伝特性が発現する(親の子育てハウツー意味なし・非共有環境のが大事)、教育脳=教える行為を生物学的仕組みから脳科学する、キーワード①能動的推論(脳は予測している)②遺伝(教育とは予測の擦り合わせだが問題行動などズレが出る・そのズレを埋める鍵が遺伝)、学校教育の実質的側面(生きる力・内発的動機づけ)と形式的側面(学歴などステータス)は相反する(ブルーピリオド&ドラゴン桜が良い例)、どちらもヒトにとっての生存戦略の1つ、2026/04/25

KW

0
★★★☆☆2026/03/25

izumone

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前半歯切れいいけど,最後ですこし理路が迷走(?)している印象。現在の教育(制度)が走っている以上,完全否定はしにくいのだろうなと思う。2026/03/18

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