内容説明
クローゼットから世界へ。歌い手・Adoの軌跡と、 心の奥にいる“私”の真実を描く、初めてのノンフィクション小説。
【Adoコメント】
この度、私の人生を描いた小説が発売されます。
自分としては、やっとこの話ができて嬉しい気持ちです。
『うっせぇわ』でメジャーデビューする前の話や、どこでボカロと出会ったのか、どうして歌い手になろうと思ったのか、どうして私は私のことが嫌いなのか……。
これまでAdoとして明かしてこなかったことが、この『ビバリウム』に詰まっています。
クローゼットという箱庭で私が見てきたものを、皆さんにも覗いてもらいたいです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Y2K☮
32
ファントムシータを聴いて、そこから遡る形で。書店で立ち読みし、タイトルの意味を知った瞬間に背表紙が指から離れなくなって購入した。独り静かに創造する箱庭。留まって己を研磨し続ける選択肢も間違いではなく、ただ彼女の示したジェットコースターみたいな奇跡が、好きなものに全振りして可能性に懸けた意志の力が、小さな一歩を踏み出す後押しになるかもしれない。その人にとっての「新時代」を生み出す始まりに。戦い方は十人十色。各々の変えたい世界を変えるためにできることを重ねていこう。その世界を楽しんでくれる人たちの脇役として。2026/03/17
いざなぎのみこと
18
鮮烈なデビューを果たした歌い手Adoを描いたノンフィクション小説。「うっせえわ」のイメージが強いのですが、実はビビりでオタクな少女が一歩ずつ夢の階段を昇っていく様が丹念に描かれています。ライターさんの文章もしっかりしていて、子どもの頃からの葛藤やデビューに至るまでの不安、スタッフとの二人三脚など、全く知らない話が書かれています。教師に否定されたエピソード、それでも夢を諦めずにDSで世界を育む姿勢など非常に感銘を受けました。最後の近しい人たちへのメッセージが赤裸々過ぎて泣けます。いつか生で歌を聞いてみたい。2026/02/28
nami1022
9
アルトで大人っぽい地声で、喋れば陰キャでヲタク全開、なのに歌えば圧倒される迫力と表現力、そんな魅力的な彼女がどうやってAdoになっていったかを追うノンフィクション。普通の人は歯牙にも掛けないようなことを過剰に気にしてしまう繊細さんなんでしょうか。故に自己肯定感が低く自分嫌いになってしまったのかも。でもそのお陰?で、謙虚で歌うことに関してはどこまでもストイックなれるのかもしれません。 あと何より千木良社長の懐の深さとか、人間力行動力が今のAdoさんを支えているのだろうなと思いました。漢気ありすぎです。2026/03/07
ひらはる
8
Adoは顔を出さないアーティストであり、だからこそ心無い声をかけられることも多かった。その度にAdoは真向から立ち向かってきた。作曲もしてないのにと言われれば自ら曲を作り、グラミー賞の夢を笑われれば前人未到の規模のワールドツアーを完遂させた。 その愚直なまでのひたむきさが、ビバリウムにも込められている。 ビバリウムにはAdoの内面が曝け出されている。たとえシルエットしか見えなくても、ありのままの私を理解してほしいというAdoの叫びにも似た願いがこの本に込められている。2026/02/26
ほのみ
7
「うっせぇわ」を初めて聞いた時から彼女の声が好き 娘に背中を押してもらって、半世紀も生きてきて初めていったライブがこの小説のラスト「Hibana」でした 人生って何があるかわからない Ado さんは私に新しい世界をくれました 昨年のドームライブで話したいけど話せない的なもどかしいまでの長尺のMCの伏線回収ですね 私も何もできなくて自分が嫌いという気持ちをずっと抱えて生きています それでも人のあたたかさに触れるたび大丈夫って思えます できることはやりたい やってみたいというAdo さん これからも応援します2026/03/10
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