内容説明
これから原子力を学ぶ学生や、原子力発電所にかかわる社会人を対象とした教科書。原子力発電所の安全な運用を行うため、その危険性と、安全管理の基本である深層防護の考え方、安全評価、リスク評価、ストレステスト、人と組織のありかた、事業者としてのありかたなどを概説する。
目次
第 1 章 原子力の危険性
1.1 放射線の危険性
1.2 原子力発電所の危険性
第 2 章 安全とは何か
2.1 個人にとっての安全
2.2 社会にとっての安全
2.3 社会規範としての安全
2.4 社会的安全と個人的安全の違い
2.5 安全目標
2.6 原子炉等規制法での安全
第 3 章 安全対策の基本:深層防護の考え方
3.1 深層防護の歴史
3.2 深層防護の基本構造
3.3 設計基準事象・設計基準事故
3.4 層間の独立性
3.5 後段の層ほど想定を幅広く
第 4 章 原子力発電所の深層防護
4.1 原子力発電所の危険とは
4.2 IAEA の深層防護の考え方
4.3 日本の原子力発電所における深層防護の具体例
4.4 後段の層ほど幅広く
4.5 性能目標
第 5 章 信頼性
5.1 個々の対策の信頼性
5.2 各層の信頼性
第 6 章 保守性
6.1 不確かさとは
6.2 不確かさの重ね合わせ
6.3 保守性
第 7 章 想定の網羅性と論理的選定,定期的見直し
7.1 起因事象と誘因事象
7.2 網羅性と論理的選定
7.3 トレーサビリティ
7.4 定期的見直し
第 8 章 重要度
8.1 重要度分類
8.2 等級別扱い
8.3 頻度と判断基準
8.4 重要設備と大きな不確かさをもつ自然現象
第 9 章 決定論的安全評価
9.1 決定論とは
9.2 安全評価
9.3 制約と目的にそったアプローチ
第 10 章 確率論的リスク評価
10.1 確率論
10.2 イベント・ツリーとフォールト・ツリー
10.3 様々な確率論的リスク評価
10.4 確率論的リスク評価の有用性と限界
10.5 安全目標・性能目標と継続的改善
第 11 章 ストレステスト
11.1 ストレステストの歴史
11.2 ストレステストとは
11.3 継続的改善としてのストレステスト
第 12 章 事業者の責任
12.1 なぜ規制は必要か
12.2 原子炉等規制法
12.3 基準の構造
12.4 原子力損害賠償法
12.5 コンプライアンス
第 13 章 内部統制
13.1 内部統制とは
13.2 コーポレートガバナンスと内部統制
13.3 官僚制とマイプラント意識
13.4 サプライ・チェーンの品質管理
13.5 不正の発生要因
13.6 科学的・技術的安全と社会的安心
第 14 章 安全文化
14.1 安全文化とは
14.2 安全文化の醸成
14.3 安全文化の劣化
索 引
感想・レビュー
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takao
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