事例で読み解く 環境汚染と健康リスク - 大気汚染から気候変動,マイクロプラスチックまで

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事例で読み解く 環境汚染と健康リスク - 大気汚染から気候変動,マイクロプラスチックまで

  • 著者名:東賢一/水越厚史【編】
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  • 朝倉書店(2026/02発売)
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  • ISBN:9784254180718

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内容説明

過去に起きた環境汚染の事例や施策をとりあげ,公衆衛生・予防医学の視点に立って,人々の健康を守るために必要な知識をまとめた1冊.医学・医療分野,環境分野の学生や実務者にお薦め.〔内容〕環境汚染と健康影響の基礎/日本の公害問題/各種環境汚染による健康影響/環境汚染の評価と対策/科学的エビデンス/予防原則

目次

第1章 環境汚染と健康影響の基礎 [水越厚史・東 賢一]
 1.1 公衆衛生と環境保健
  1.1.1 公衆衛生とは
  1.1.2 環境と社会の展望
 1.2 日本の環境汚染の歴史
 1.3 世界における環境起因の疾病
 1.4 環境保健の実践
  1.4.1 潜在的な影響
  1.4.2 因果関係が不明
  1.4.3 リスクトレードオフ
  1.4.4 リスク認知のずれ

第2章 日本の公害 [加藤貴彦]
 2.1 産業公害と環境汚染
  2.1.1 公害とは
  2.1.2 公害の法的・行政的対策の概要
  2.1.3 産業公害
 2.2 公害と法規制
  2.2.1 主な公害・環境対策法規制体系
  2.2.2 環境基本法
  2.2.3 環境関連法
  2.2.4 化学物質・安全衛生等に関わる法律
 2.3 環境対策の現状
  2.3.1 公害の苦情件数
  2.3.2 典型7公害の動向

第3章 各種環境汚染による健康影響
 3.1 事例 微小粒子状物質等による大気汚染 [道川武紘]
  3.1.1 原因とその特徴
  3.1.2 健康影響
  3.1.3 施 策
 トピック PFAS(有機フッ素化合物) [池田敦子]
 3.2 事例 放射線による環境汚染 [高木麻衣]
  3.2.1 原因とその特徴
  3.2.2 健康影響
  3.2.3 施 策
 3.3 事例 アスベスト(石綿)による環境汚染 [友永泰介]
  3.3.1 原因とその特徴
  3.3.2 健康影響
  3.3.3 施 策
 3.4 事例 室内環境汚染 [池田敦子]
  3.4.1 原因とその特徴
  3.4.2 健康影響
  3.4.3 施 策
 3.5 事例 気候変動 [飯塚 淳]
  3.5.1 原因とその特徴
  3.5.2 健康影響
  3.5.3 施 策
 3.6 事例 食品と容器包装 [徳村雅弘]
  3.6.1 原因とその特徴
  3.6.2 健康影響
  3.6.3 施 策
 3.7 事例 新型コロナウイルス感染症 [水越厚史]
  3.7.1 原因とその特徴
  3.7.2 健康影響
  3.7.3 施 策
 3.8 事例 マイクロプラスチックによる環境汚染 [篠原直秀]
  3.8.1 原因とその特徴
  3.8.2 生体への影響
  3.8.3 施 策
 3.9 事例 工業ナノ材料によるヒト健康リスク [篠原直秀]
  3.9.1 原因とその特徴
  3.9.2 健康影響
  3.9.3 施 策

第4章 環境汚染の評価と対策
 4.1 環境汚染物質の有害性 [岩澤聡子]
  4.1.1 環境中の有害物
  4.1.2 曝露形態
  4.1.3 曝露経路
  4.1.4 体内動態
  4.1.5 感受性
  4.1.6 毒性の種類
  4.1.7 発がん物質の種類
 4.2 健康リスク評価 [岩澤聡子]
  4.2.1 健康リスク評価とは
  4.2.2 リスクアセスメント
  4.2.3 有害性確認
  4.2.4 量反応評価
  4.2.5 曝露評価:生体試料測定による評価
  4.2.6 リスク判定
 4.3 リスク管理と法規制 [三宅祐一]
  4.3.1 化学物質管理へのリスクの概念の導入
  4.3.2 化審法におけるリスク評価・管理
  4.3.3 労働安全衛生法に基づくリスクアセスメント
 4.4 リスク認知とリスクコミュニケーション [東 賢一]
  4.4.1 化学物質に対する不安
  4.4.2 リスク認知
  4.4.3 リスクコミュニケーションの位置付けと必要性
  4.4.4 信 頼
  4.4.5 リスクリテラシー
  4.4.6 パブリックインボルブメント

第5章 科学的エビデンス [水越厚史]
 5.1 科学的エビデンスの評価とEBM
  5.1.1 エビデンスとEBM
  5.1.2 EBM の起源と定義
  5.1.3 EBMの二大原則
  5.1.4 システマティックレビュー
  5.1.5 メタアナリシス
 5.2 EBMの実践法
  5.2.1 EBM実践のための5つのステップ
  5.2.2 根拠に基づく環境保健の実践

第6章 予防原則 [東 賢一]
 6.1 基本理念
  6.1.1 予防原則が重要とされる背景
  6.1.2 予防原則の基本理念
  6.1.3 予防原則と予防の用語に対する各国の扱い
  6.1.4 予防原則に関する欧州連合や米国等の主張
 6.2 対応の遅れで健康被害が拡大した事例
  6.2.1 水俣病
  6.2.2 労働者のアスベスト(石綿)関連疾患
  6.2.3 ホルムアルデヒドによる室内空気汚染
 6.3 早期に対応できた事例
  6.3.1 ロンドンのコレラ
  6.3.2 フロンによるオゾン層破壊
  6.3.3 玩具と育児用品に含まれるフタル酸エステル類

コラム
 1 経済活動と生活との価値観バランス [加藤貴彦]
 2 疫学と公害裁判 [加藤貴彦]
 3 水俣病の転換点,1957年 [加藤貴彦]
 4 一つの化学物質に対する複数の法規制 [加藤貴彦]
 5 公害問題と医学 [加藤貴彦]
 6 新しい事象では試験の誤りや解釈の誤りも往々にして起こる [篠原直秀]
 7 科学的不確実性が生じる原因について [東 賢一]

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