角川文庫<br> 怪異は存在せぬものなり

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角川文庫
怪異は存在せぬものなり

  • ISBN:9784041169384

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内容説明

時は大正。
内務省警保局の堅物行政官、行成淳史(ゆきなりあつし) は特殊事案係へと配属された。
そこは警察が匙を投げた事件の中から、怪異がらみと噂される『不可解な未解決事件』を調査解明し、
怪異は存在しないと証明する部署だった。
異例の仕事でも出世の足掛かりにはなるかとやる気をだす行成。
しかし一緒に任務にあたる相棒は配属初日から寝坊遅刻をする問題児、高村光一(たかむらこういち)。
美形だがへらへらしている高村に不安を抱えつつ行成は事件へ挑む。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

きたさん

10
タイトルの通り、怪異というものは存在せず、全て科学的な理由によって引き起こされるものだ、ということを証明するために活躍する役人ふたりのバディ物。とはいえ理論だけが先行するような話でもなく、昭和初期という時代の空気感を上手に活かして書かれていたように感じました。今後の展開を考えると高村さんの秘密はもう少し引っ張ってもいいんじゃないかと思ったのですが、それはそれでまた新たな展開が生み出されるのかなぁとも思ったり。次巻が楽しみです。2026/03/16

冬野

6
文字に対する感覚が鋭敏な行成と、どこか浮世離れした長身美形の高村が、怪異を否定するために調査するバディもののオカルトミステリ。狙い済ましたようなブロマンスで、この手の作品にしては主役が殆ど衝突しないのが珍しいか。各々の事件の真相は予想に収まるもので、全体的にキャラが話の筋に従って動いている印象がある。大正ならではの情緒ももう少し欲しかった。ただ発想の飛躍が少ないのは安心して読めるということでもある。高村が行成に「俺にまで色目を使うな」と窘められるシーンが好き。たまにはコテコテのブロマンスも良い。星:4/52026/03/18

うによ

1
ミステリー+怪奇譚+バディもの、に加え大正ロマン。個人的には、もう少し大正ロマン要素が欲しい感じです。2026/03/10

さち

0
設定的に仲悪い系バディかと思ったら、意外と仲良く怪事件を捜査していく真面目な話だった。怪異を否定するだけでなく、優しく肯定するときもあるのがいい。二人がいいやつなので読みやすく、続きも読みたくなった。2026/03/11

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