内容説明
「ちゃんと、さよならをしよう」
別れをちゃんとすることの大切さ―。
大切な人の分を生きることはできなくても、大切な人のために生きることはできる
。
『天国映画館』の著者が贈る、
不思議なあの世を走る天国行きのバスに乗った人、乗り合わせた人の最後の別れを描く、書き下ろし連作作品集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
18
死後天国へ行く人が乗る天国行きのバスを舞台に、そこでの出会いと別れが描かれていく連作短編集。沖で溺れていた少女を助けようとして、見え覚えのないバスの停留所に立っていたシングルマザー。そこで止まったバスの車掌から天国行きのバスであることを告げられた彼女が、バスで元夫と再会するところから始まり、双子の弟を失った男性、妻を亡くした夫、親友を失った少女など、死者のことを思い出した人間と、互いの人生を振り返りながら死を受け入れてさよならするためのかけがえのないひとときが描かれ、そこから繋がる結末もまた印象でしたね。2026/03/20
RRR
14
「天国映画館」の著者が贈る、もう一つの天国関係の連作集。先に言っておきます。「天国映画館」は予め読んでいると、かなり楽しめます。天国行きのバスに乗っていると、思い入れのある知人関係がその人物に会って、お別れをすることができる。 何と言うか、本当の別離を体験するためには、こういった展開が必要だと思う。そうすることで、当初はつらかった現実も、やがては本当にさよならして、悼むことができるーー。この著者さんは、想像力が豊富なんだなぁ、と思うとともに、引き出しが多い作家さんだな、と思いました。2026/02/22
みやび
2
☆32026/03/18
黒子のバスケ
2
★★★★☆ 帯を読めば解る。4連作短編集+エピローグ。幸い両親共にきちんとお別れが出来ました。私達夫婦は根性無しなので一緒に逝く事にします。2026/03/03




