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内容説明
不登校の増加、学級崩壊、学校内暴力の再燃、特異な少年非行――今、子どもたちの性格やふるまいが大きく変わってきたのではないか? とすればその原因は何なのか? 著者はこれまでに手がけてきた重大殺人犯の精神鑑定の結果、その多くに、胎児期・乳児期の脳の形成期に生じたと思われる脳の異常を発見した。さらに、その少なからぬケースで、流産予防などの目的で、大量の合成ホルモンが摂取されていた。このことから著者は、最近問題になっている環境ホルモンが、特に胎児・幼児の脳の形成に深刻な影響を与え、それが子どもたちが「キレる」原因の一つとなっているのではないかということを、多くの最新研究を踏まえて考察する。加えて著者は、子どもたちがアニメなどを通して浴びる大量の情報シャワーに対しても脳の働き方への影響という観点から、警告を発している。因果関係が100%証明されてから手立てを講じるのでは遅すぎる。衝撃の報告。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
10
脳科学者・黒田先生の講演に先日行ってきた。ここまで学習障害が増えている理由がなにか。それをもっと真剣に受け止めて行かないと、数十年後の人類の発展にかかわってくるような気がする。個人的にはネオニコチノイドがコワイが、知っておくべきことはまだまだありそうだ。2015/09/18
たらちゃん
9
脳に障害があれば、環境ホルモンなどの被害があれば、必ず犯罪者になるという訳ではないのはどうしてか。良い意味での想定外もある。と思いたい私は大人のADHDかも。無事に子育てをするのがとても難しい時代です。2017/03/28
チョコモカ
9
借本。常々、凶悪犯罪が起きる毎に精神鑑定云々と言って罪に問われない事が有る。その精神鑑定をしている方の考えを知りたかった。色んな方面からの検証が有りましたが、個人的には環境ホルモン説に興味を持ちました。立花隆さんの本も紹介されていましたから、機会があれば読んでみたい。2015/08/02
アルゴン
6
★☆ 脳の以上により犯罪が起こる可能性や、環境ホルモンなる化学物質が脳に影響を及ぼしているという可能性は、この本を読んだ時点で否定できるものではありませんが、凶悪犯罪を「脳のせい」にしたそうな部分と「時代のせい」にしたそうな部分が混在しているため、どうもこの人は自分の都合のいい部分だけを取り上げているのではないかというきな臭さが漂うのです。環境ホルモンに脳がやられない対応策が「若いうちに子を産む」と「テレビ番組の改正」というのもいかにもお粗末。2015/04/25
黒木 素弓
5
刑事事件の精神鑑定に携わっていた著者は、重大犯罪を犯す人を脳の視点から考察。また、環境ホルモンやテレビが、幼い子の脳の形成にどのような影響を及ぼすかにも言及している。悲観的な内容ばかりではなく、著者なりの新しい環境へのアプローチの仕方にも触れている。2012/09/22
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