内容説明
1991年から1994年まで放送された深夜ラジオ番組『電気グルーヴのオールナイトニッポン』。多くの芸人、文化人に影響を与え、90年代のサブカルチャーを代表する伝説的番組。本書は、彼らの静岡時代からの後輩で、本放送に放送作家として入っていた椎名氏による回想録。ほぼ同時期に上京し、友達として遊び、仕事仲間として騒いでいた人物が、メジャーデビューした年に始まり、わずか3年で終わった青春と熱狂の日々と、その前後の笑止と狂気の沙汰の後先を振り返る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nobu23
9
電気グルーヴのメンバーと静岡の学生時代からの後輩で、オールナイトニッポンの放送作家として関わってきた著者による当時の回想録。当時のサブカル文化の空気感やメンバー及び関係者とのやり取りが楽しめる。2026/03/08
Kじゅう
3
電気グルーヴのANNを支えた椎名基樹という人物はこれまで謎に包まれていた。私達がこれまで「入手できた」椎名氏の印象とはラジオ、雑誌、電気のトーク等の断片情報のツギハギに過ぎなかった。本書の主軸は電気グルーヴよりもファンが知らなかった周辺人物のキャラクターたちである。読了後恐らく多くの読者がこれまで想像していた椎名基樹像とは異なった印象を受けたことだろう。私はこんなに美しくも切ない文章を書ける人物とは思わなかった。そして椎名は「きちんと業界人」であったんだな…と思える描写も。後半は衝撃が続くがパンクだ。2026/03/22
Yuho Tanuma
3
電気グルーヴの2人と中学生の頃からの付き合いの著者が電気グルーヴのオールナイトニッポンをきっかけにライターとなってから現在までの自伝的な小説。電気の2人との愉快なエピソードを中心にした軽めのエッセイ的な物を想像していたが、まさか泣かされるとは思わなかった。レイヴカルチャーを軸にした青春群像劇的な部分がかなりのボリューム。同じくレイヴカルチャーに人生を変えられた自分としては刺さりまくる。 スタンドバイミーや横道世之介、ニューシネマパラダイスのような、二度と戻らない美しい日々の記憶。 名著。2026/03/03
OMO
3
面白さ:○ 興味:○ 読みやすさ:○ 新鮮さ:○ 文学的云々:×2026/02/23
本かくよ・よむよ
1
電気グルーヴの話はもちろんだが、90年代のサブカル文化や熱なども感じることができ、とても面白かった。2026/03/06




