内容説明
ベルギー育ちの日本人海洋学者・一次弓夏は、岩手県最北端に位置する北三陸高校に臨時教諭としてやってきた。世界中の海を渡り歩く彼女は、日本の教育制度に縛られない形で高校生に“潜り”の神髄を伝えようとする。海に眠る宝を見つけたい、海の中が一番自然体でいられる、海に沈んだままの母を見つけたい――。NHKの朝ドラ「あまちゃん」で有名になった岩手県立種市高等学校海洋開発科をモデルに、“南部潜り”に青春をかける12人の学生たちと破天荒教師の交流を描く、直球ど真ん中の青春小説!
目次
一章 海の物とも山の物ともつかぬ
二章 井の中の蛙大海を知らず
三章 雀、海に入って蛤となる
四章 海のことは漁師に問え
五章 貝殻で海を測る
六章 海に千年山に千年
七章 背水の陣
八章 水魚之交(前編)
九章 水魚之交(後編)
終章 待てば海路の日和あり




