内容説明
医学生・張田雅之は、アルバイト先の店長の招きで、友人の久郷一と共にとある離島を訪れる。店長の父・柏谷高視は大手ゼネコンの会長でもあり、自身が所有するこの島で、親類や知人を招いて年末を過ごすのを習慣にしていた。集まった人々の前で高視が病気で余命幾ばくもないと明かされた翌朝、彼は四肢を切断され、池に浮かべられた死体となって発見される。高視の部下の男も同様に惨殺されていた。屋敷内のすべての通信設備は壊され、船も二日後まではやって来ない。出入り不能の孤島と化した中、猟奇的な事件を調べるために、張田は医学生としての知識を活かしたある提案をする──。『そして誰もいなくなるのか』でセンセーショナルなデビューを飾った著者による、第二長編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
美紀ちゃん
49
小松さんの「そして誰もいなくなるのか」がすごく面白かったので、この本も楽しみにしていた。 張田は、久郷と一緒に手漕ぎボートで島に上陸。 携帯電話も繋がらない、Wi-Fiもなくてネット接続もできない孤島。 バラバラ殺人事件発生。 グロすぎる。 久郷は、的外れなことばかり言っていたが、ラストはおみごと。 嗅覚がいいというチート能力。素晴らしい。 張田と久郷のコンビが面白かった。シリーズ化を希望。2026/04/19
ハルめめ
10
医学生・張田雅之は、アルバイト先の店長の招きで、友人の久郷と共に離島にある豪邸を訪れる。そこで凄惨な殺人事件が起きる。最初の方は面白く読んだのだけれど後半の謎解きになると少し冗長に感じた。大学生コンビのキャラが立っているのだろうけれどどうにも好きになれなかったな。小松さんの前作もそうだったけれどなかなか登場人物に共感できない。それでも狂気な世界は悪くないなと思った。2026/04/21
ダーク
3
★★★★★★★★☆☆2026/04/12
岡下 慎太郎
1
ユーモラスで乾いた知性を感じさせる簡潔な文体が印象的で、本格ミステリーの独特な世界観にも自然と入り込める。前作のSF的意外性から一転し、本作は本格としての軸が明確で、堅実な構成と無理のない伏線回収により高い納得感を残す。派手さに頼らず認識を揺らす手法も巧みで、読ませる力は強い。やや整いすぎた印象もあるが、狂気より愛を描く不条理は独自の魅力であり、完成度の高さとともに次作への期待を抱かせる。2026/04/03
オカダ
1
メチャクチャ面白かった‼️ 話自体も面白いし、読み終えて最後に取材協力のページを見た時にも、ぶっ飛びました。 名作です‼️2026/03/16




