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内容説明
山本健人氏(『すばらしい人体』著者)驚嘆!
「ほとばしる科学的探究心と手術への熱い思いが、次々に「変革」を生み出していく様に圧倒される」
【理想の外科医療を求めて】
「悪性新生物」がん――、全人類の強敵と対峙する中で、外科医療は飛躍的な進歩を遂げてきた。「見て盗む」職人技から傷の小さい低侵襲治療、ロボット支援、AI手術へ。臨床医、研究者、メーカーによる挑戦の最前線に立ちあってきた現役外科医が描く「未来のオペ」の可能性とは?
腕一本の「職人技」から激変した現場に立つ現役外科医が語る、無類の手術イノベーション秘録
〈奇しくも僕が最前線で経験してきた「手術」の劇的な形態変化、それを本書では余さず紹介していこう。悪戦苦闘の実体験も良い出汁になるだろう。隠し味は、最近の僕の夢。地球でともに生きる未知の生命体としてがんを捉え、対抗策を練る治療法開発、そして宇宙の外科学というフロンティアだ。〉
(「はじめに」より)
【目次】
はじめに――手術のパラダイムシフト
第1章 ある外科医の修行時代――世界に誇る「神の手」との出会い
第2章 内視鏡手術が拓く新しい世界――もうひとりの「神の手」
第3章 外科医だってサイエンティスト――蛍光イメージングの小さな革命
第4章 がん征伐、最前線――光とクスリとロボットを従え、メスで挑む
第5章 メスのない未来の手術
おわりに――変革は加速する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ナミのママ
62
手術の技術進歩は早い。1973年生まれ、現在大阪公立大学で教授を勤める著者。2000年、東大医学部胆膵外科に入局し幕内教授のもとで、開腹手術の技術を学ぶ。2011年にはパリへ留学、ブリス・ガイエ教授の元で腹腔鏡手術を間近で見る。そして時代はロボット手術ダビンチへ突入。この変革を全て体験し、かつ現役の著者が書く本作だがユーモアを交え読みやすい。これからの目標と、蛍光ガイド手術の開発への力強い思いも伝わってくる。AIと人間がともに癌に挑む未来に期待したい。(紹介された本)2026/04/06
たまきら
37
新刊コーナーより、タイトルに惹かれて。マンガ「フラジャイル」を読みながら、名医・名技師の力をどの医療現場でも供給できるようになるまでの時間は短縮できるのか考えていたので、タイミングよし。体に負担が少ない腹腔鏡手術を「神の手」から学び、その後問題がある部位を発光させる「蛍光ガイド手術」を開発、普及に力を入れている著者の半生や外科医療のリアルが学べる、得るものの多い一冊でした。万能型の医師になるのが無理なら、「全部できるチームを作ればいい」という柔軟な考え方、大賛成です。コミュ力が求められるだろうなあ…。2026/05/06
Cana.t.kazu
6
著者の謙虚な態度にともかく好感が持てました。 車の自動運転もそうですが,手術の分野も「名医」でなくともせめて標準的な治療をしていただけると,患者はありがたいですね。 さらに,著者が機械と手技のベストリミックスで患者を救おうとしてくださっているのが,有難いです。2026/06/10
Go Extreme
1
手術の変革:「神の手」→「無侵襲」 ①過去:「神の手」時代=開腹手術 手法:メス+職人技+見て盗む修行 結果:確実な切除⇔大きな傷+身体的負担 ↓ ②現在:低侵襲の時代=内視鏡+ロボット支援手術(daVinci) 手法:3D画像+蛍光ガイド+精緻な操作 結果:傷小+回復早-身体的負担 ↓ ③未来:無侵襲の時代=切らない手術 手法:サイエンティスト外科医+ハイテクデバイス+AI支援+光免疫療法 結果:完全無傷=メスなし 究極=宇宙の外科学2026/04/10




