内容説明
人の心を支えているものは何か?
日々の中で見落とされる〈地〉の豊かなポリフォニーに注目することで、新たな〈図〉が描き出され、閉じそうな世界が拓けていく一一
身体と言葉からなる人のありようを確認し、多様な声に満ちた対話がもたらすものを考える。
人が十全たる存在(“well-being”)として生きていくために必要な条件は何か。
人の認知機能や身体的特性、人間の言語、人間心理の特性などについて、心理学を中心としたさまざまな分野の知見を活かし、総合的に人間のあり方を描き出す。
対話とは、ある人の全体と別の人の全体とが出会い、呼び合い、共有することです。
「声」で満ちた対話の世界--ポリフォニーこそが、人の“well-being”を支えています。(本文より)
目次
まえがき
第1章 認知のしくみ
1-1 自然との出会い
1-2 身体の社会性
1-3 他者の現れ
第2章 人と言語
2-1 社会を構築する言語
2-2 言葉の洗練
第3章 臨床の場における「声」
3-1 声による世界の構築
3-2 心理臨床の場
3-3 臨床における図と地 いくつかの事例から
おわりに
あとがき
ブックガイド
索引



