光文社新書<br> 名画で読み解く メディチ家12の物語

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光文社新書
名画で読み解く メディチ家12の物語

  • 著者名:中野京子
  • 価格 ¥1,078(本体¥980)
  • 光文社(2026/02発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334108939

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内容説明

累計40万部突破の人気シリーズ「名画で読み解く 欧州名家12の物語」シリーズの約4年ぶりの新刊にして、シリーズ最終巻。「ハプスブルク」「ブルボン」「ロマノフ」「イギリス」「プロイセン」に次ぐ物語の舞台は、イタリア。ローマ帝国崩壊後に統一王家が存在しなかったイタリアには、フィレンツェという芸術都市を統べた名家がありました。商家からの成り上がり一家が治めたルネサンス期の歴史を、華麗な絵画と共にお届け。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

112
メディチ家と聞いて、ルネサンスのパトロン、金融業という以上の連想が働かない浅学な私だから、始祖のジョバンニから没落までの一人一人を、丁寧に紹介する物語は有難い。人物を評するのに「愚昧」「才気煥発」「妖婦」などという断定が面白いが、掲載されている肖像画を眺めていると、確かにそんな人だと思えてくるから不思議なものだ。「名画で読み解く」中野さんの面目躍如である。一族から二人の教皇(レオ十世、クレメンス七世)、二人のフランス王妃を輩出したメディチ家は、フィレンツェという都市を超えた歴史的存在だったことを理解する。2026/04/01

さつき

64
メディチ家やフィレンツェ、ルネサンス美術については昔、夢中になって色々読んだので(春の戴冠とか大好きでした)未知のことはあまりなかったけれど、歴代のメディチ家の面々の肖像画を時系列に沿って見るとやはり圧巻です。伊東マンショのエピソードが面白かったです。そして、通婚するとメディチ家の人をもハプスブルク家の風貌にしてしまうハプスブルクの遺伝力すごいですね!2026/03/21

読特

44
ダヴィンチとミケランジェロにボッティチェリ。ルネサンスの文化が華やいだのは、この名家の存在があったからこそ。名画が語る一族の物語。…初代ジョヴァンニが銀行家として財を成し、2代目コジモがフィレンツェを実質統治。4代目ロレンツォで栄華を迎え、芸術家のパトロンに。レオ10世、クレメンス7世という2人の教皇を輩出。カテリーナとマリアというフランス王妃も出す。衰退と復帰を繰り返すも、コジモ1世がトスカーナ大公の地位を得る。後世に残した最大の遺産は芸術。一族の遺言は、「美術品をフィレンツェから持ち出さないこと」。2026/03/10

けやき

32
世界史のヨーロッパ史の知識に乏しいので難しかったですが、メディチ家の歴史を堪能できました。他のヨーロッパの王朝を描いたものもおすすめ。2026/02/23

Shun

30
西洋の名だたる王家を題材とした名画シリーズでしたが、イタリアの国力や芸術振興に多大な貢献をした名家ということでシリーズの末席に加えられた由。高校の世界史で見知ったメディチ家ですが、どんな家系で何を成した一族なのか本書を読み初めて知った次第です。薬(メディスン)が語源のメディチ家は、医者や薬種業者が祖先かどうかははっきりしていないようだが商人の家系で、その財力で成り上がり二人の教皇まで輩出している。興味深いエピソードは多く、衰退の際でメディチ最後の女傑の決断がその後のイタリア芸術の地位を守ったという皮肉。2026/03/28

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