内容説明
森での暮らしを始めて、一年が経ちました。春は庭仕事に励み、夏は川へ涼みに行ったり、キャンプをしたり。新鮮な野菜と果物で作るラタトゥイユとフルーツポンチでお客様をおもてなし。秋は冬ごもりの準備をし、冬は天体観測をしたり、薪ストーブの前で赤ワインを嗜む。どの季節も愛おしい。愛犬との静かで満たされた日々を綴ったエッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nyanco
28
小川糸さんの日記エッセイ 日付はあるものの年の記載がなかったのですが、「椿の恋文」の出版年なので2023年の記録。 愛犬・ゆりねと始めた山暮らし、丁寧にゆっくりとその時間を楽しんでいらっしゃのが良く伝わってきました。 お仕事をしない期間を設けたり、ゆっくりじっくりと自分を癒すことに専念されている様子も良かったです。 最近、小説を出されていなかった訳も伝わりました。でも、やっぱり読者として少し寂しい。→続 2026/03/13
はるま
14
完全に移住をされてはいないが、表題の通りの森でのの暮らしも始めた小川糸さんのエッセイ 一般人ならとりとめもない日記でも、作家さんが描く文章は表現や題材、視点などが面白く仕上がるのがエッセイ集 片膝はらずにスラスラと読めますね エッセイと言うと雑誌のコラムに連載ものがあるあるですが、本作は文庫オリジナルです 「人生には、いいことも悪いことも、両方起きる。(中略)人生に、しゃーないことはいっぱいあるし、しゃーないことだらけだとも言える。そんなんでいちいちジタバタしても、エネルギーの無駄使いだ。」〜引用 2026/03/14
Mori
10
奄美大島旅の空路で読了。春と秋でそよ風の音が異なるという。原因は、木々の葉の乾燥具合の違い。なるほどなぁ…そういうことに気付ける感性をもちたい。まずは今年、意識して聞いてみよう。 眼下に広がる雲と、それが海に映し出す影。2026/02/24
bluelotus
8
★★★☆☆ 2023年の糸通信をまとめたものだったが、ついに東京の拠点をなくすのか〜と思いきや海の拠点ができるとのことで、折原みとさん(4拠点!)にしても小川さんにしても作家さんはあちこちに拠点がある印象(笑)2026/03/03
時代
8
小川さんが森の山小屋で暮らすスローな日常を綴ったモノ。自然と共に生きる喜びですね△2026/02/23




