存在論入門

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存在論入門

  • 著者名:中村昇
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 左右社(2026/02発売)
  • 麗しの桜!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~3/29)
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  • ISBN:9784865285062

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内容説明

ハイデガー、ベルクソン、ドゥルーズはこう言っていたのか!
「存在」と「世界」のあり方を問いつづけた哲学者たちの思考をたどる。

ルールブックのない、とてつもなく面倒なゲームのようなこの世界で、
私たちは、なぜ苦労して生きていかなければならないのか。
ゲームが終わるとき、私たちはどうなってしまうのか。
考えすぎて眠れなくなったことのあるすべての人に捧げる哲学入門。
ハイデガー、ベルクソン、ドゥルーズ、西田幾多郎、九鬼周造、ホワイトヘッドなど、数多の哲学者たちが挑んできた究極の問い「存在論」をわかりやすく解説!

存在とは何か。これが、この本のテーマです。小さい頃から、ここにこうしていることが不思議でなりませんでした。自分は何をしているのか。ここは〈どこ〉なのか。何もわからない。それは、幼稚園に入る前に、初めてそう思ってから、ずっとわからなかったのです。(中略)
存在とは何か。存在の奥底にある無とは何か。この存在の世界は、そもそもどのような世界なのか。といったことを、これまで哲学者たちが言ってきたことを参考にしながら、私なりに説明し考察していきたいと思います。
ハイデガー、西田幾多郎、ホワイトヘッド、ベルクソン、九鬼周造、ドゥルーズというとてつもない哲学者たちの考えを紹介しながら、私なりに存在や無について、考えていきます。
(本書「まえがき」より)

目次

まえがき

第1章 なぜ私は存在しているのか?─哲学との出会い
1 最初の一歩
2 哲学とは何か?
4 世界の「訳のわからなさ」の前で
5 笑い
6 直観というベルクソンの方法
 
第2章  「存在」と「無」─ハイデガーと西田幾多郎の哲学
7 ハイデガー
8 存在と無と場所と
9 「もの」と「こと」
10 限りなく「絶対無」に近い「存在」
11 人間は「現存在」である─ハイデガーの存在論
12 現存在は「世界」を開く
13 存在は「場所」に於いてある─西田幾多郎の存在論
14 「相対無の場所」と、レヴィナスの「私」
15 「表裏」という関係
16 「絶対無」はどこにあるか
17 二つの「絶対無」
18 「絶対無」の鏡映構造

第3章 哲学者たちは世界をどう考えてきたのか
19 世界は私か、それとも存在しないのか
20 よくわからない「モナド」─ライプニッツの宇宙
21 「モナド」再考
22 「活動的存在」とは何か
23 世界の根柢にある矛盾
24 ハイデガーと西田の時間論の比較
25 ホワイトヘッドの哲学
26 ドゥルーズの哲学
27 九鬼周造の哲学

あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

雪月花

28
本屋さんでたまたま見つけて、興味をそそられたので、図書館で借りてみる。中央大学で哲学を教えていらっしゃる中村昇氏が、比較的わかりやすく、読者に話しかけるように「存在」とは何か、「無」とは何か、と解説してくださっている。ハイデガーやカントくらいは聞いたことがあっても、全く知らなかった哲学者の名前もどんどん出てきて、だんだん頭が「無」とは程遠いパンパン状態になってくる。誰も止めることのできない流れていく時間をメロディの流動性に近いもの、とするベルクソンの説明が興味深かった。再読必須。2026/03/28

んぬ

0
筆者が哲学沼にハマった経緯が書かれていておもろい。自分も小林秀雄にはハマった時期があったので共感できた。ハイデガーや西田やライプニッツは何度入門書を読んでも意味がわからんと匙を投げていたが、一般人向けに咀嚼してくれるこの本はわかりやすく腑にも落ちやすくで良かった。ドゥルーズまで射程に入ってるのも良い。モナドの世界を畳み込む考え方や西田の絶対無は気になるので関連書籍を読みたいところ。2026/03/08

キャラ

0
おもしろい。言葉に対するご自身の感覚や理解のままに思索を連ねていくので、わかりやすいと思うところはとてもわかるし、説明が入って来づらいところもある。現存在の様態があるから、存在とそれによる無も生起するし、了解できる。生命、というか物質すべては流動し、いまいま変容し続けていて、環境(意味連関の世界内)で生じる生成と消失により開かれた関係そのものが、固有の「もの・こと」となる。生きるとは、現れ続ける差異や矛盾を止揚するなかで、認識される自己同一性であり、これが活動的存在。アンリ・フォシオンを思い出した。2026/02/10

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