内容説明
過密集住の東京に大災害が起こる確率が高まっているとの予測があるなかで、土地の地形や地質を理解することが災害対策にも有用である。本書は初版刊行から60年以上読み継がれる貝塚爽平の名著『東京の自然史』を現代の視点でわかりやすく み砕き実践的な知恵につなげる一冊。図版をふんだんに掲載し、地形・地質レベルで東京の成り立ちをわかりやすく説明。東京の新たな見方・歩き方がわかり、災害マップとしても活用できる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
鴨長石
2
タイトルに反して「歩く」要素はそこまで大きくないが、東京の地形が形成された歴史がかなり詳しく書かれており、一部地図がやや見にくいところはあるものの、帯の「東京地形ガイドの"真打ち"」というキャッチコピーは間違いない。特に、利根川の河口が江戸時代に東京湾から銚子に付け替えられたというのは知っていたが、荒川・江戸川等も含めた変遷を初めて総合的に理解できた。このような書籍は東京に関するものが圧倒的に多いので、他の地域もこの解像度で紹介したものが欲しい。2026/02/16
So Honda
0
東京の地形を扱った本では古典的な定番書である貝塚爽平「東京の自然史」を、最新の知見のアップデートもしながら丁寧に噛み砕く。カラーの図版が豊富で、視覚的に理解しやすかった。久保先生、10年ほど前にご縁があり一緒に早稲田界隈を巡検していただいた思い出。2026/03/15




