内容説明
本を読むのと書くのとは両輪だ。書いた原稿を最初に読むのはいつだって自分なのだから――。25歳の時に目黒考二につけてもらった「群ようこ」の名前、はじめて本になったエッセイ『午前零時の玄米パン』、旧友・鷺沢萠との懐かしい日日、そして作家を目指す若者へのメッセージ。物書き業40余年。すべての経験がネタに結びつく。作家・群ようことして過ごした時を振り返る、自伝的エッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
新田新一
43
群ようこさんの自伝的なエッセイ。この本は図書館で単行本を借りて読んだのですが、そのことを忘れて、文庫本を買ってしまいました。お金の無駄遣いですが、良い本なので満足です。物書きとしての群さんの覚悟が素晴らしいです。批判されても、それを淡々と受け止めて書き続けること。本好きで、純粋な気持ちで本と向き合うこと。読んでいくと自分が生きていくうえで参考になりそうなことが多く書かれています。気取ったところがなくて、淡々と時にユーモアを交えて書かれる文章が心地よかったです。2026/03/21
ソラ
8
【読了】D 久しぶりに群ようこさんの作品を読んだ。高校生の頃既存の作品はかなり読み漁ったが、最近ご無沙汰してしまっていた作家さん。今でも執筆されててよかった。また読みたい。2026/04/12
氷柱
4
1259作目。4月17日から。物書きをすることについてのプライドが散りばめられた一作。感想については様々であろうが、作家になる人は必読であると言える。元々作家志望でなかったからこそ滲み出て来る矜持と責任感とが伝わって来る。今の時代からすると特殊な経歴とは言え、その根底にあるものは現代でも十分に通ずるものがあり、当作者の言葉からくみ取れる部分は数多くある。女帝的な怖さが伝わって来る節もあったが、それぐらい志を高く持たなくてはならない世界なのである2026/04/18
ねも
4
群ようこさんの執筆・本に対する姿勢がたくさん詰め込まれていて面白かった。自分が面白いと思う本を探すのは楽しいから私も好き、流行っているものも良いけど自分で探して面白かったときが最高。ペンネームをもらった経緯は初めて知った、のれん分けみたいで面白い2026/03/12
きょん
4
群さんが本の雑誌で連載を持ち、物書きとなってから40年余。彼女はこれまでほぼ毎日書き続けてきたという。書くこともトレーニングなのだなぁと本書を読んで思った。締切をきっちり守り、書き続ける。だからこそ、いい加減な編集者は交代してもらう。全ては積み重ね。2026/03/11




