新潮文庫<br> わたしたちが泥棒になった理由(新潮文庫)

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新潮文庫
わたしたちが泥棒になった理由(新潮文庫)

  • 著者名:松尾由美【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 新潮社(2026/02発売)
  • 新生活を応援!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~4/5)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101280547

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内容説明

優しいおばあちゃんはなぜマジメな小学生を誘拐したのか(「おばあちゃんの旅」)。ネット通販の倉庫で働いていた双子の姉妹が恐ろしいトラブルに巻き込まれて(表題作)。バーで出会ったふたりの男。やがて明らかになる《白猫消失事件》の真相(「空を飛んだ猫」)。ごく普通の男女が人生でたった一度だけ起こした犯罪。その“切ない動機”とは。鋭い切れ味&人間ドラマ。名手が描く6つのミステリ。(解説・どくさいスイッチ企画)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

aki

25
日常に潜む、犯罪は犯罪なんだけど、"ふとした犯罪"をブラックユーモアを交え、その心理を描く6編の短編。ひょんな縁で小学生を誘拐?してしまったおばあちゃんのとった行動は結果オーライだったし、運動会を中止させようとした2人の女の、特に事務員のオチには驚かされ、消えた猫の話しも散々推理に推理してのラストにそういうことかと。大なり小なりそれぞれ胸に秘めている思いが重罪ではないけれど犯罪という行為に向かってしまう心理というのが伝わってくる。2026/03/07

小梅さん。

14
冒頭の「おばあちゃんの旅」がすごくよかった。 おばあちゃん、素敵だ。 父親を助けようとする男の子を「誘拐」しちゃう、その理由とその後。かっこいいなぁ。 「空を飛んだ猫」の、猫が消えた理由! 思いもしなかった。うまい持って行き方。 その前の腕時計の話があるからよけいに。 帯にあるように、「普通の人びと」による優しい犯罪は、あたたかい。2026/03/15

NAOAMI

11
どこにでもありそうなほのぼのした設定の中で、凶悪でも粗暴でもない人間が罪を犯すときとは?自転車2人乗りから、泥棒、誘拐+横領、脅迫電話まで!雰囲気全般おっとりした物語中、ある意味「確信犯」として実行してしまう犯罪というのが、今作の可笑しみのひとつ。それを謎解きとしても楽しめるのだが、そこに至る推論・洞察が丁寧に描かれ、短編にありがちなスッ飛ばしもなく味わえる。物理的にも中身的にも厚みが無いっちゃあ無いけれど展開を楽しむ軽やかさが好きだな。学校の事務員さんの〆オチが淡々(笑)。おじいちゃん、会えましたよね!2026/03/25

紅子

8
短編集。 軽く読めて面白かった。けど、なんとなく偶然だらけの世界という感じもした。まあ小説だからええか。2026/03/05

ヤボ

3
★★★★★どの話も面白く読んだ。特に好きなのは「おばあちゃんの旅」「おじいちゃんの配達」。どれも読後感が良いが「ただし例外として」はあまり好みではなかった。2026/03/10

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