内容説明
「天邪鬼」「だからなに?」「くすっと笑える」「待ち時間に読むくらいがいい」
反響続々の考えすぎエッセイ集が文庫に!
深夜の喫茶店でラストオーダーを伝えるタイミングが難しい。
体育館にあったマットの耳に最後に触ってから四半世紀が経つ。
そういえば最近、足の小指をどこかにぶつけてない。
考えすぎのプロ・武田砂鉄が紡ぐ、やろうと思ったけどできなかったこと、やる前に考えてしまったこと。
読んだ端から頭から抜け落ちていく、不毛で豊かな読書体験をお約束します。
解説 花田菜々子
目次
1 どうしたらいいんだろう/2 そもそもそれって/3 思い出すだけでも/4 考えすぎじゃない/5 何かをしない/解説 これが武田砂鉄の最高傑作です 花田菜々子
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kooheysan
9
筆者の作品は数冊読んでいます。文体があまり得意ではない印象だったのですが、これは読み進めていくうちにじわじわ面白く感じられたのが不思議。見開きで完結する123のエッセイ。世界の見方の多様さを学ぶことから暇つぶしまで、どんな風にも使える万能な作品なのかもしれません。私も結論から先にとかより、生産性など気にせずうねうね考えてしまったり、曖昧なことが嫌いではない性分ではあるのですが、単に自分に自信がないだけからかもしれません。2026/05/18
アリスとアニー
7
著者である武田さんが、日常で感じたことを綴ったエッセイ集。斜め上からの視点で日常を切り取るセンスに何度もくすりとさせられます。会社の休憩時間に読むのにピッタリの一冊でした。2026/02/18
totuboy
6
毎回固いテーマの本が多い筆者だが、本屋でぱらぱらとめくり、面白そうなエッセイだったので購入。内容は抜群に面白い。筆者やあとがきでも書かれていることだが、「やれない」「やらない」ことに焦点を当て書かれている点も面白い。どこか社会を斜に構えてアイロニカルに論じている短い文章は筆者のなせる業ともいえる。2026/01/28
ふじこ
4
気にしなくてもいいことが、気になってしまうことがある。武田砂鉄の本を読んでしまったからだと思う。読みやすい長さのショートエッセイが123本。ガムテープがなくなるタイミング、体育をなぜか「たいく」と言ってしまう不思議、カレーを連続で食べるのを避ける現象。言われてみればそうだな、ということが気になってしまったらもう武田砂鉄ワールドから出られない。どうでもいいことを立ち止まって考えること。これが対話の第一歩なのかもしれない。今日も私の中のサテツが何か喚いている。2026/03/23
さかさま
4
mbtiが建築家の私、元々たくさん考えを巡らせる性格で、かつ怒ってないのに「怒ってる?」と聞かれるタイプだった為、表紙で気になり購入しました。見開き2ページ分の小さなエッセイがたくさん詰まった作品です。くすりと笑えるものがたくさん。「分かる分かる」とニヤけたことも。ぼーっと、サラーっと読めるので、気軽に手に取ってみて欲しい1冊です。2026/03/19




