内容説明
長い夏休みを終えた青崎架月は、老人ホームでの現場実習に参加した。その後2学期最大のイベントである学園祭の準備が進む中、架月のもとには同級生からも先輩からも、様々な謎がもちこまれる──。まずは、部活の先輩が学園祭で展示するために描いた漫画に対する不可解なダメ出し。続いて、3年生の「警察」と言われる先輩も出動することになった新聞消失事件。さらに、同級生が学園祭のボイコットをはじめた理由探しなど、僕たちの「特別な青春」はまだまだ続く。『僕たちの青春はちょっとだけ特別』に連なる待望のシリーズ第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
和尚
40
とても良かったです。 「僕たちの青春はちょっとだけ特別」の続巻という事で購入しましたが、2巻目も、示唆深く優しく、とても綺麗で好きでした。 途中で薬屋のネタが差し込まれてクスリとしたり、そうなんだなと初めて知ることもあったりと、リアリティ溢れる少し特別な彼らの青春、次も読んでいきたいと思いますので続巻希望です。 2026/03/08
rosetta
31
★★★✮☆創元社カクヨム学園小説大賞受賞のデビュー作の続編。作家さん本人が高等支援学校の職員として働いているから描写もリアル。生徒たちはそれぞれ個性はあるが基本的にみんな嘘をつかないし言葉に裏がない。普段汚い欲望をドロドロに秘めたスレっからしばかり出てくるミステリを読んでいると、人間の善性を信じたくなれるこんな小説が、そして登場する生徒たちが、そしてこんな世界を大切にしたいと思える自分が愛おしい。またの続編を期待したい2026/05/02
のりすけ
30
シリーズ2作目。特別支援高等学校を舞台にしたっ青春ミステリー。作者さんがこの子たちにすごく愛情を注いでいるのがわかるような作品。読んでいて思わず泣いてしまうようなところも。少しずつ成長していくみんなのことをこれからも追いかけていきたい。2026/04/24
よっち
24
老人ホーム現場実習に参加した青崎架月。学園祭の準備が進む中、同級生や先輩から様々な謎が持ち込まれる第2弾。先輩が学園祭で展示する漫画への不可解なダメ出し。3年生の警察先輩も出動する新聞消失事件。さらに同級生が学園祭をボイコットする理由探し。どれも言葉のずれや心の読み取りにくさから生まれた事件で、架月が言葉を額面通りに受け止め、時にトラブルを招き、自身や周囲と向き合うきっかけになりましたが、外からの目を意識せざるを得ない現実から逃げず、互いの特性を尊重しながら一緒に同じ場所に立つ方法を探す姿が印象的でした。2026/04/08
信兵衛
20
普通の高校生とそう変わらないと思ってはみても、やはり思わぬことで過剰に反応したりすることも彼らにはあります。それぞれのクセみたいなものでしょうか。 それもひとつの個性であり、そうと理解している生徒たち同士、教師たち、実習先の担当者といった人たちであれば対応の仕方も分かるのでしょうけれど、そうした心構えができていない場所に飛び込むのは彼らにとっても受け容れる側にとっても難しいことなのだろうな、と改めて思います。2026/04/04
-
- 電子書籍
- 喧嘩おじさん 名もなき中年、強すぎる。…




