日本語の構造分析

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日本語の構造分析

  • 著者名:畠山雄二/本田謙介
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  • くろしお出版(2026/01/26 配信開始予定)
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  • ISBN:9784874249871

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内容説明

■「まえがき」より
自分の内面をえぐり、自分の本性を探る作業はとても苦しい。これと同じように、母語の内面をえぐり、母語の本性を探る作業もまた苦しい。それでも、逃げることなく立ち向かわなければ人間の言語の本質を垣間見ることすらできない。本書は私たち3人の母語である日本語の内面をえぐり、日本語の本質を探ろうとしたドキュメンタリーである。膨大な先行研究を読み込んでから執筆したことはいうまでもないが、先行研究のバイアスを極力避けながら、自分たちの脳を使って真剣に考えた軌跡でもある。

目次

第I部 日本語文法の統語分析
第1章 日本語の動詞重複構文
1.1 はじめに
1.2 動詞重複構文の特徴と統語構造
1.3 本分析の理論上の意義
1.4 おわりに

第2章 日本語の代名詞「本人」
2.1 はじめに
2.2 「本人」の統語条件
2.3 英語の(再帰)代名詞との比較
2.4 おわりに
補遺 使役構文について

第3章 「放題」構文の統語構造
3.1 はじめに
3.2 「放題」構文の特徴と統語構造
3.3 「放題」構文の統語構造の帰結
3.4 おわりに

第4章 日本語の様態副詞と結果述語の統語論
4.1 はじめに
4.2 様態副詞と結果述語の統語構造および反構成素統御条件
4.3 おわりに
補遺 線形順序に基づく依存関係の制約

第5章 日本語の「と」節と「ら」節の統語論
5.1 はじめに
5.2 基本データと3つの特徴
5.3 3つの特徴に対する統語的分析
5.4 3つの特徴と英語
5.5 おわりに

第6章 名詞句の義務的削除:「先読み」規則の必要性
6.1 はじめに
6.2 統語構造と束縛理論
6.3 おわりに

第7章 逆接詞「るも」
7.1 はじめに
7.2 逆接詞「るも」
7.3 おわりに

第8章 日本語の複数表現と不適正移動
8.1 はじめに
8.2 日本語の複数表現
8.3 不適正移動の禁止
8.4 おわりに

第II部 伝統文法と生成文法の架け橋
第9章 橋本文法とミニマリスト・プログラム
9.1 はじめに
9.2 句構造理論に関する橋本文法とミニマリストの類似性
9.3 「係り受け」とc統御
9.4 おわりに

第10章 動詞語幹をつくる接辞rについて
10.1 はじめに
10.2 動詞語幹をつくる接辞r
10.3 おわりに
補遺 雨と雨戸

第11章 形容詞語幹をつくる接辞kについて
11.1 はじめに
11.2 形容詞語幹をつくる接辞k
11.3 動詞の語幹をつくる接辞rとの関連性
11.4 おわりに
補遺1 「寒っ」の「っ」について
補遺2 なぜ促音が語頭に現れないのか

第12章 「イ脱落現象」再考
12.1 はじめに
12.2 「飲んでく」の形態統語論
12.3 理論的意義
12.4 おわりに
補遺 「ておく」と「とく」

第13章 日本語の指示詞「こ」「そ」「あ」再考
13.1 はじめに
13.2 「こ」「そ」「あ」の形態論的分析
13.3 おわりに

第14章 連体詞「ある」と日本語の単数形
14.1 はじめに
14.2 「ある」と単数形
14.3 「ある」と特定性
14.4 おわりに
補遺1 3種類のar
補遺2 「ある」と「いる」の選択について

第15章 金田一(1950)再考
15.1 はじめに
15.2 動詞の分類
15.3 第四種の動詞に現れる「ている」
15.4 おわりに

第III部 日本語の構文
第16章 使役を表す「受動文」
16.1 はじめに
16.2 受動形態素「られ」
16.3 受動-使役交替のメカニズム
16.4 英語の受動文と日本語のラレル文
16.5 理論的帰結と今後の課題
16.6 おわりに

第17章 「のなんの」構文の認可条件について
17.1 はじめに
17.2 「のなんの」構文に課せられる諸条件
17.3 「のなんの」構文の認可条件
17.4 おわりに

第18章 「何がXだ」構文
18.1 はじめに
18.2 「何がXだ」構文の特性
18.3  おわりに

第19章 「方をする」構文と身体属性構文
19.1 はじめに
19.2 「方をする」構文と身体属性構文の共通の特性
19.3 「方をする」構文と疑似身体属性構文
19.4 おわりに

第20章 英語のto think that構文と日本語の「とは/なんて」構文
20.1 はじめに
ほか

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