戦後の国家と日本語教育

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戦後の国家と日本語教育

  • 著者名:山本冴里
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  • くろしお出版(2026/01/26 配信開始予定)
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  • ISBN:9784874246214

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内容説明

戦後の国家政策の中で、日本語教育はどのような意味を持たされてきたのか。大きな政治的影響力を持つ人々が日本語教育に期待した役割を、彼らが日本語教育に与えた意味の歴史とともにたどっていく。歴史小説のように面白い。

目次

序章
 1 問いの提示
 2 本書の意義
 3 データとその参照方法
 4 視点の取り方と本書の限界

第1章 戦前・戦中への参照および戦後の体制整備の中での日本語教育(~1970)
 1 敗戦と飢餓、言語の転換
 2 新生日本再建と国語―文字改革に関する議論と、「日本語学習者」への言及
 3 復旧と「領台」時代の日本語教育への言及、混血児
 4 国費留学生の招致開始と、コロンボ・プランに基づく研修生の受入れ
 5 賠償の一環として受入れたインドネシア留学生
 6 日本人海外移住者、日系移民子女のための日本語教育
 7 田原春次と日系人への日本語教育
 8 「国際文化交流」と日本語教育の意識化
 9 小笠原諸島「返還」と日本語教育
 10 沖縄の「復帰」と日本語教育

第2章 日本語の対外的な普及へ―国際交流基金法の成立(1972)
 1 この時期の日本人・日本語・日本文化に関わる論調
 2 国会会議―国際交流基金法の検討
 3 誰の日本語(学習/習得/普及/教育)を、何のために
 4 どの言語をどのように
 5 国会議論における日本語の意味づけ

第3章 「円滑」に「早急」に「日本社会に溶け込んでいただきたい」―就業・定着のための日本語教育という意識(1973~1989)
 1 誰が何のために日本語を学ぶのか―話題グループのこれまでとの違い
 2 「引き揚げ者」への日本語教育
 3 インドシナ難民への日本語教育
 4 「早急」に「円滑」に「溶け込む」ことについて

第4章 「砂漠状態」という認識―留学生受入れ十万人計画の始動と拡大(1970~1985)
 1 はじめに―問いの置き換え
 2 留学生に対する日本語教育の意味づけ(どんな留学生に、何のために:1970~留学生十万人計画構想期)
 3 日本語教育の意味
 4 中曾根康弘首相のASEAN訪問と21世紀のための友情計画
 5 二一世紀への留学生政策懇談会

第5章 就学生と日本語学校の表面化、スティグマ化―好ましい外国人/好ましくない外国人の区別が進むなかで(1986~1991)
 1 前提―留学生とは
 2 「花ざかり外人向けビジネス」―就学生と日本語学校の増加
 3 査証発行希望者増大の背景
 4 「不法就労」と「出稼ぎ」、「日本語学校」の共起、社会問題化
 5 「上海事件」―一一月の領事館取り囲み
 6 真に日本語を学びたい者―そうでない者という区別
 7 「まじめ」という言葉で覆われたものの意味

第6章 子供たちのための日本語教育―「国際化」から「多文化共生」へ(1990~)
 1 1990年 出入国管理及び難民認定法の「改正」がもたらした状況の変化
 2 理念を語る言葉の変化―「国際化」から「多文化共生」へ
 3 「多文化共生」の位置づけ―手段/目的/状況を表わす用語として
 4 「外国人児童生徒」と国会議論
 5 称揚理念/誰がそこに関わるか
 6 日本語教育の期待された役割

第7章 新たな一連の政策・計画と日本語教育(2003~)
 1 背景にある今日の状況
 2 「日本の発信力の強化」の戦略、経済成長戦略と日本語教育
 3 留学生30万人計画と日本語教育
 4 EPA看護士・介護福祉士候補者受入れと日本語教育

ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Z

0
結局、日本において、外国人労働者ないし、その家族って、住んでる国において、それを支える政党を持てない。ただ、経済的に利用されるだけ。たいして、ポストコロニアルと称して、第三世界に行って、統計学も使わず、観察して帰ってくる、日本の学者。読んでていらただしくなってきた。第三世界の、言語使えるなら、国内で、その人たちのために、何か組織作れるかなぁとか、考えた。何かしら、自己を反映する力を持たないものに対する視線って、もちつづけたい2014/11/16

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