認知的アプローチから見た第二言語習得 - 日本語の文法習得と教室指導の効果

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認知的アプローチから見た第二言語習得 - 日本語の文法習得と教室指導の効果

  • 著者名:小柳かおる/峯布由紀
  • 価格 ¥4,070(本体¥3,700)
  • くろしお出版(2026/01/26 配信開始予定)
  • 冬の読書を楽しもう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~1/25)
  • ポイント 925pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784874246832

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内容説明

認知的アプローチによる教室における第二言語習得の研究の成果をまとめる。教室習得研究に関心がある読者に,日本語で情報を提供し、これまでの研究動向や研究上の論点を整理し、いかに教室実践への応用につながるかに迫る。

■「まえがき」より
第二言語習得研究は、さまざまな理論が展開され、扱う分野も広範である。第二言語習得の研究者と言えども、もはや全ての研究に精通していることは不可能なほど、扱われる研究課題は多岐にわたっている。また、それぞれの分野で研究方法も理論も洗練され、独自性を強めている。そんな中で、本書は、認知的アプローチによる教室における第二言語習得(Classroom/Instructed Second Language Acquisition)の研究の成果に焦点を当てたものである。この分野の研究では、教室指導の効果を探る研究が盛んである。ただし、大雑把なマクロレベルで教授法同士を比較してもあまり違いが見られないため、もっとミクロレベルの教育的介入の効果を探っている。そして、なぜ、あるタイプの教室指導が有効なのかを説明するには、その背景に学習者の頭の中で何が起きているか、つまり認知的なメカニズムを考える必要がある。教育的介入が、そのメカニズムに合致しているのか、あるいは、そのメカニズムを効率よく活性化するものなのかを理論的に考察するのである。

目次

第1章 SLA研究における理論構築の流れ
1. 脳科学と教育
2. 認知的アプローチのSLAと日本語習得研究
3. 本書の構成

第2章 SLAの認知過程
1. SLAに関わる心理的特性
2. 言語処理
3. 言語スキルの自動化
4. 明示的学習vs. 暗示的学習

第3章 日本語に関する第二言語習得研究
1. 文法発達と処理可能性理論
2. 日本語の文構造の発達過程
3. 日本語の発達段階

第4章 教室指導の効果に関するSLA研究
1. Focus on Formの概念化
2. 教室における指導技術とその効果に関する実証研究

第5章 日本語に関する教室習得研究
1. 初期のインターアクション研究
2. 社会文化理論からのアプローチ
3. インプット処理―競合モデル
4. 教室指導の効果

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobu A

3
購入本を1週間ぐらい掛けて読了。現在までの第二言語習得研究の理論と研究成果を纏めた有り難い一冊。様々なSLA理論が展開されているが、時系列でその背景と今後の流れから始まり、認知過程の言語処理、自動化、明示的と暗示的学習を概観。後半は教室指導の効果と日本語に関する教室習得研究と多岐に渡る。正直、一知半解。今までの知見が凝縮されているので簡単に咀嚼出来るはずがない。以前、興味を持っていた処理可能性理論をもう少し勉強したいと思った。知的好奇心を揺さぶる良書。2016/03/31

アンゴ

0
★★★★☆ 母語ではない第二言語の習得(SLA)研究について認知科学の観点でまとめる。最新脳科学の進歩により科学的解明が進んでいる現在、認知心理学と従来からの言語教育論との間を橋渡しし、クラッシェンのインプット仮説から現在までの理論や仮説を詳細に検討、解説を加え、SLA研究の変遷を概観することができる。記憶、自動化、明示的学習と暗示的学習の検証、Forcus on Formとは、日本語のSLA、教室活動など、メタ分析も駆使し、研究者の良心を感じるSLA理解に必須の1冊、図書館本で読了後、購入再読を決定。2023/01/31

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